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延坪海戦22年、尹大統領「平和は言葉ではなく力で守る」

延坪海戦22年、尹大統領「平和は言葉ではなく力で守る」

Posted July. 01, 2024 08:21,   

Updated July. 01, 2024 08:21

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尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は、第2次延坪(ヨンピョン)海戦22年を迎えた先月29日、「平和は言葉ではなく、強力な力で守るもの」と強調した。

尹大統領は29日、「2002年6月29日、韓国海軍は北方限界線(NLL)を奇襲侵犯した北朝鮮軍を撃退し、私たちの海を守った。より強い国軍、より強い大韓民国を作って英雄たちの犠牲に報いる」と明らかにした。また、犠牲者の名前を読み上げ、「最後の瞬間まで操縦桿と引き金を離さず、高貴な命を捧げて戦った。6人の殉国英雄と『チャムスリ357号』の参戦勇士たちの崇高な犠牲を韓国国民は永遠に覚えているだろう」と述べた。北朝鮮とロシアが、「包括的な戦略的パートナー関係に関する条約」の締結でこれまでになく緊密になった中、強力な安全保障態勢構築の必要性を改めて強調したのだ。鄭鎮碩(チョン・ジンソク)大統領秘書室長も、「北朝鮮の挑発レベルがますます高まり、韓半島を取り巻く安全保障環境は決して楽観視できない」とし、「原則のない言葉遊びだけでは平和を得ることはできない」と述べた。

与党「国民の力」の党代表候補らも犠牲となった将兵たちを追悼した。韓東勲(ハン・ドンフン)前非常対策委員長、元喜龍(ウォン・ヒリョン)前国土交通部長官、羅卿瑗(ナ・ギョンウォン)議員らは29日、京畿道平沢市(キョンギド・ピョンテクシ)の海軍第2艦隊司令部で開かれた第2延坪海戦勝利22年記念式に出席した。韓氏は「英雄たちをもっと記憶する国を作る」とし、「安全保障と報勲を命のように考える政治をする」と述べた。元氏は、「若い国軍将兵たちは命を捧げて国を守ったが、最大野党『共に民主党』は毎日荒唐無稽なことをしている」と述べた。羅氏は、「死を顧みず戦って勝った犠牲と献身があったからこそ、私たちの暮らしは存在できる」と述べた。

「共に民主党」の黄靖雅(ファン・ジョンア)報道官も書面による記者会見で、「祖国のために海を守った英雄たちの高貴な犠牲に敬意を表する。韓国を守った殉国英霊たちの犠牲を忘れない」と強調した。


イ・サンホン記者 dapaper@donga.com