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「黄色い看板」の低価格コーヒー3社、1日に4店ずつ増加

「黄色い看板」の低価格コーヒー3社、1日に4店ずつ増加

Posted July. 01, 2024 08:21,   

Updated July. 01, 2024 08:21

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物価高の時代に、1500ウォンならアメリカーノ一杯を飲める低価格のコーヒーブランドが善戦している。黄色の看板を掲げたメガMGCコーヒーやコンポーズコーヒー、ペッダバンの3大低価格コーヒーブランドの店舗数が急速に増えている。

公正取引委員会が今年4月に発表した加盟事業の現状に関する統計によると、メガMGCコーヒーやコンポーズコーヒー、ペッダバンの全国加盟店数は2022年末は5285店で、2021年末(3849店)より1436店(37.3%)が増えた。1日に低価格のコーヒー店が4店舗ずつ増えたことになる。公式的に公取委の統計に盛り込まれた低価格コーヒーブランドの成長の勢いだけで、この程度である。

各企業が独自に集計する最新データを見れば、さらに急激な拡張傾向が分かる。業界によると、最近この3社の店舗数は7000店を超えている。ブランド別の店舗数は、メガコーヒーが約3000店で最も多く、コンポーズコーヒーが2500店、ペッダバンは1600店の順と伝えられている。

3大低価格コーヒーへの好みが強まると同時に、これらより価格の高いスターバックスも着実に成長している。スターバックスは、韓国に第1号店をオープン後、25年間で1900店まで出店している。昨年スターバックスの運営会社であるSCKカンパニーの売上は、前年比12.9%増の2兆9295億ウォンで「過去最高」だった。同期間の営業利益は1398億ウォンで、前年比14.2%増となっている。SCKカンパニーの今年第1四半期(1~3月)の営業利益は、前年同期比59.5%増の205億ウォンと成長を続けている。

低価格コーヒーブランドとスターバックスが共に成長することについて、業界では、「コストパフォーマンス」と「快適さ」のどちらかを確実に備えたコーヒー専門店のみ、物価高の時代に善戦しているという分析が出ている。

コーヒーの好きな韓国人のため、全国のコーヒー専門店数は10万店を超えている。統計庁によると、韓国国内のコーヒー専門店数は2022年末基準で10万729店で、前年(9万6437店)より4292店(4.5%)が増えた。コーヒー専門店は、2016年の5万1551店から6年間で2倍の水準に増加した。公取委によると、2022年基準のコーヒー業種のブランド数は886件で、チキン(669個)より200件以上多かった。


イ・ミンア記者 omg@donga.com