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良才駅や清涼里駅周辺など6ヵ所、容積率や建ぺい率の制限なく開発

良才駅や清涼里駅周辺など6ヵ所、容積率や建ぺい率の制限なく開発

Posted July. 02, 2024 09:02,   

Updated July. 02, 2024 09:02

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ソウル良才(ヤンジェ)駅と清凉里(チョンニャンリ)駅の一帯を、階数や容積率の制限なしに自由に開発できるようになる。

国土交通部は1日、「空間革新区域」の先導事業の候補地16ヶ所を選んだと明らかにした。今年2月に改正された「国土計画法」により導入される空間革新区域は、複合開発を誘導するため、土地の用途と容積率、建ぺい率などの規制が大幅に緩和される。

空間革新区域は、△都市革新、△複合用途、△立体複合の3つに分けられる。都市革新区域は、韓国版「ホワイトゾーン」を打ち出して用途の制限をなくし、容積率や建ぺい率を地方自治体が自由に決められる空間だ。シンガポールのマリーナベイ・サンズがホワイトゾーンで開発された。都市革新区域の候補地には、ソウル良才駅や清涼里駅、金浦(キムポ)空港駅、京畿道楊州市徳亭(キョンギド・ヤンジュシ・トクジョン)駅、KTX光明(クァンミョン)駅、議政府市(ウィジョンブシ)駅前の近隣公園の6ヵ所が選ばれた。

良才駅の一帯には、首都圏広域急行鉄道(GTX)Cの停車場と瑞草(ソチョ)区役所、ショッピングモールなどが入る複合乗り換えセンターを建設する案を推進する。清凉里駅の一帯は高密度で開発し、広域乗り換えセンターとオフィス、青年住居施設が調和した拠点にする計画だ。

用途の制限をなくす複合用途区域の候補地としては、ソウル禿山(トクサン)空軍部隊、釜山市影島区青鶴洞(プサンシ・ヨンドグ・チョンハクドン)の一帯、仁川(インチョン)仁川駅など6ヵ所が選ばれた。大田(テジョン)駅や盤石(バンソク)駅の乗り換え駐車場、蔚山彦陽(ウルサン・オンヤン)臨時バスターミナルなど4ヵ所は、基盤施設を複合的に活用する立体複合区域の候補地に選ばれた。国土部は、地方自治体の細部計画の策定と中央都市計画委員会の審議などを経て、来年上半期(1~6月)中に初めて先導事業地を指定する。


金鎬卿 kimhk@donga.com