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尹大統領、李在明氏を狙い「なぜ25万ウォンだけ?100億ウォン配れば良い」

尹大統領、李在明氏を狙い「なぜ25万ウォンだけ?100億ウォン配れば良い」

Posted July. 04, 2024 08:49,   

Updated July. 04, 2024 08:49

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尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が3日、最大野党「共に民主党」前代表の李在明(イ・ジェミョン)氏が提案し、民主党が国会で推進中の全国民25万ウォン民生回復支援金を狙って「国民1人当りになぜ25万ウォンだけ与えるのか。約10億ウォンずつ、100億ウォンずつ配ってもいいのではないか」と皮肉った。

尹大統領は同日、大統領府迎賓館で開かれた「下半期経済政策方向および力動経済ロードマップ発表」会議で、「そうすれば、どんな結果になるのか明らかではないか」とし、「ひとまず物価が想像を絶するほど上がるだけでなく、対外信用度が完全に崩落し、政府や企業が海外で活動することもできなくなる」と指摘した。また「国債というのを、本当に後先考えずに、財政というのが貸借対照表に貸方と借方が一致すれば問題ないという風に、むちゃなことを言う」とし、「(私たちは)ポピュリズム的な現金分配式ではなく助けを切実に必要とする小規模事業者に適合型で十分な支援を行う」と述べた。民主党の政策をポピュリズムだと指摘し、健全財政を強調したのだ。

尹大統領は「新型コロナウイルス感染症の時期に小規模事業者の営業は制限しながらも無分別で過度に貸出を支援したことが、現在の小規模事業者が経験している困難の根本的な原因だ」とし、文在寅(ムン・ジェイン)政権下の新型コロナ時期の小規模事業者政策を批判した。尹大統領は「融資を受けた小規模事業者の数と貸出規模が急激に増加し、小規模事業者が高金利の長期化によるダメージを受けることになった」と診断した。

会議では韓悳洙(ハン・ドクス)首相も過去の金利高と貿易収支赤字、財政収支悪化などに言及し、「(尹錫悦)政府がスタートした時、私たちが引き継いだ経済を見た時、わが国は滅びるかもしれないと、本気でそう考えた」と話した。


申나리 journari@donga.com