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ジョコビッチが膝の手術から27日ぶりに実践復帰、ウィンブルドン1回戦を軽く通過

ジョコビッチが膝の手術から27日ぶりに実践復帰、ウィンブルドン1回戦を軽く通過

Posted July. 04, 2024 08:52,   

Updated July. 04, 2024 08:52

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灰色の膝サポーターでなければ、手術を受けてから27日しか経っていないとは信じがたい動きだった。ノバク・ジョコヴィッチ(37、セルビア、世界ランキング2位)が男女を通じてテニスの四大大会の歴代最多優勝記録(25回)に向けて第一歩を踏み出した。ジョコビッチは3日、ウィンブルドン選手権の男子シングルス1回戦でビット・コプリバ(27、チェコ、123位)を1時間58分で3-0(6-1、6-2、6-2)で制した。英紙「ガーディアン」は「2段ギアに上げる必要さえなかった完勝」と評した。

ジョコビッチは全仏オープン準々決勝を控えていた先月5日、「右膝の内側半月板断裂の診断を受けた」として棄権を宣言した。そして翌日に手術を受けた。手術後、公式戦初出場となったジョコビッチは、「他の大会なら冒険はしなかっただろうが、ウィンブルドンを愛しすぎて出場した」とし、「膝の状態は良好だ。今日の試合のパフォーマンスにとても満足している」と話した。ジョコビッチは機会あるごとに「ウィンブルドンで優勝したくてテニスを始めた」と言ってきた。

ウィンブルドンには頭からつま先まで白色の服装をしなければならないというルールがある。ウィンブルドン最多優勝記録保持者(8回)のロジャー・フェデラー(43、スイス、引退)は2013年大会の時、シューズの靴底がオレンジ色だという理由で「靴を履き替えてほしい」という注文を受けたこともある。ジョコビッチが同日着用した灰色の膝サポーターも問題になる可能性があった。ジョコビッチは「いくら探しても白いプロテクターを見つからず、主催側に了解を求めた。次の試合からは白いのをつけて出られるようにもっと頑張って探してみる」と話した。ウィンブルドン最多優勝タイに挑戦するジョコビッチは4日、ジェイコブ・ファーンリー(23、英国、277位)と大会2回戦を行う。


キム・ジョンフン記者 hun@donga.com