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国会開会式に続き、交渉団体代表演説も延期

国会開会式に続き、交渉団体代表演説も延期

Posted July. 06, 2024 08:19,   

Updated July. 06, 2024 08:19

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「海兵隊員特検法」の処理過程で与野党が激しく衝突し、5日に開かれる予定だった第22代国会開会式が無期限延期されたのに続き、8、9日に予定されていた与野党交渉団体代表演説も延期された。これにより、国会任期開始後48日ぶりに開会式を開き、1987年の改憲以来、最長期間の遅延記録を樹立した第21代国会よりも開会式がさらに遅れるのではないかという懸念が出ている。

与党「国民の力」の裵俊英(ペ・ジュンヨン)院内首席副代表は5日、「交渉団体代表演説はしないことにした。与野党トップ間で今日の午前に合意した」と明らかにした。「国民の力」が、前日に野党単独で特検法を処理すると、開会式不参加を宣言し、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領にも開会式不参加を要請したことの延長線上にあるようだ。

与野党は同日午前10時に国会開会式を行い、8、9日に交渉団体代表演説を行う予定だった。しかし、与野党の協議が決裂し、7月の臨時国会の日程は未定の状況だ。

「国民の力」の院内関係者は、「第22代国会が始まって1ヵ月少し経ったが、これまで禹元植(ウ・ウォンシク)議長が見せた偏向的な議事日程(進行)について、これ以上黙認することはできない」とし、「本会議場を最大野党『共に民主党』の議員総会場にしたのではないか」と述べた。別の関係者も、「開会式の延期は議長のせいだ」と主張した。

これに対し民主党は、「政権与党としての責任感は全く見られず、龍山(ヨンサン)大統領の防弾に躍起になっている」と反発した。同党の朴賛大(パク・チャンデ)院内代表は最高委員会議で、「『国民の力』は特検法の通過を阻止できなかったため、国会開会式まで台無しにした」とし、「思い通りにならないとカボチャに杭を打つノルブの意地悪と同じだ」と指摘した。

民主党の院内関係者は、「海兵隊員の殉職1周忌に合わせて法案を処理するためにも、早急に開会式、交渉団体演説を行わなければならない」としながらも、「与党と関連協議に進展がなく、今後の議事日程は不透明な状況」と述べた。尹大統領の海外歴訪の日程などで、開会式は早ければ今月中旬になるだろうという見通しも出ている。与野党間の協議点が見つからなければ、史上最も遅い開会式になる懸念が高まっている。国会議長室関係者は、「今後の議事日程は、民主党単独で推進することはできず、与野党の合意を通じて確定しなければならない」と述べた。


イ・スンウ記者 クォン・グヨン記者 suwoong2@donga.com