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尹大統領と韓東勲氏が「3次衝突」、「金建希夫人のメール」をめぐり

尹大統領と韓東勲氏が「3次衝突」、「金建希夫人のメール」をめぐり

Posted July. 08, 2024 09:14,   

Updated July. 08, 2024 09:14

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尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領と7月23日に開催される与党「国民の力」全党大会の党代表候補に立候補した韓東勲(ハン・ドンフン)氏が、「金建希(キム・ゴンヒ)夫人のメール無視」論議で衝突し、第3次「尹・韓対立」に発展している。韓氏がメール論議について「非正常的な全党大会介入、危険な党務介入」と述べると、大統領室が「選挙に大統領室を巻き込まないでほしい」と反発した。尹大統領の考えが込められたと解釈される。大統領室がメール論議と関連して公式に発言したのは初めてだ。4・10総選挙局面だった1月、金夫人の高級ブランド「ディオールバッグ」受領疑惑、3月の「李鍾燮(イ・ジョンソプ)-黄相武(ファン・サンム)」問題解決をめぐる1、2次衝突に続き、金夫人のメール・全党大会介入論議で衝突すると、党内では「2人の関係が戻れない川を渡っている」という観測が流れている。 

韓氏は6日、「6ヵ月が過ぎた時点でメール論議が起きたのは、全党大会を控えて私が代表になるのを阻止しようとする狙いがある。私にダメージを与えて傷つけ、(反対)扇動をするための目的と解釈するほかない」とし、「このような行為、このような方法で全党大会に介入するのは間違っている」と大統領室を批判した。韓氏はまた、「当時、大統領室は謝罪が必要だという意見に強く反対する立場だった」とし、「謝罪が必要だと公言していた私に(謝罪しなかった)責任を押し付けて、人々が同意するだろうか」と述べた。

すると、大統領室は7日、「全党大会の選挙過程で介入と干渉は一切なかった。今後もそうだ」という立場を示した。大統領室関係者は、「全党大会の過程で、各候補や運動員が大統領室を選挙に巻き込むことがないよう注意を払ってほしい」とし、「大統領室は党員と国民の選択を待っている。全党大会の結果として現れる党員と国民の命令に忠実に従う」と付け加えた。大統領室関係者は、「全党大会介入、党務介入などを公言した韓氏に不快感を抱くしかない」と話した。

元喜龍(ウォン・ヒリョン)候補も大統領室の主張に加勢した。元氏は、「韓氏が金夫人のメール論議を全党大会介入に追いやっている」とし、「自分の過ちを隠すために大統領室を全党大会に引きずり込むのは、党を分裂させ、大統領を揺るがす『害党』行為だ」と指摘した。

親尹の一部の院外党協委員長らが同日、韓氏の辞退を要求する連判状を回した後、記者会見を進めようとして、取り消したことがあった。韓氏はこれを昨年の「『国民の力』全党大会当時、初当選議員53人が連判状を回して羅卿瑗(ナ・ギョンウォン)候補を落選させた連判状騒動に例えて、「第2の連判状騒動」と規定し、「世論が悪いと驚いて連判状を取り消さないでほしい」とし、「連判状騒動を克服する」と強調した。ある重鎮議員は、「なぜこのように内戦を『ダーティー』にして国民をイライラさせ、怒らせるのか分からない」と述べた。 


チョ・グォンヒョン記者 イ・サンホン記者 buzz@donga.com