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「フーバオの弟」双子のパンダ、1歳の誕生日

「フーバオの弟」双子のパンダ、1歳の誕生日

Posted July. 08, 2024 09:17,   

Updated July. 08, 2024 09:17

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双子の姉は健康を意味する竹のダンベルを、弟は人気を意味する竹のマイクをつかんだ。

韓国で初めて生まれた双子のパンダ、ルイバオ(叡宝)とフイバオ(輝宝)の1歳の誕生日のお祝いが7日、エバーランド内のパンダワールドで行われた。4月に中国に渡ったフーバオ(福宝)の弟妹だ。

1歳の誕生祝いのハイライトである「トルチャビ(1歳の誕生日のお祝いの膳に様々な物を並べ、幼児がつかんだ物で将来を占う催し)」には、筆(知恵)、ガベル(名誉)、ボール(才能)、マイク(人気)、ダンベル(健康)の5つの価値を込めた竹製品が用意された。2頭のパンダは、初めて見る形の竹の品に興味津々で、見回したり、臭いを嗅いだりしていた。その後、姉のルイバオはダンベルを、弟のフイバオはマイクを手に取った。

昨年7月7日、母親のアイバオ(愛宝)と父親のロバオ(楽宝)の間に生まれたルイバオとフイバオは、生まれた時の体重が180グラム、140グラムしかなかった。姉弟は1年で共に30キロを超え、順調に成長している。

1歳の誕生日のお祝いには、招待された60人のファンと飼育員のカン・チョルウォン、ソン・ヨングァンさんを含むエバーランド動物園の職員が参加した。パンダワールドの飼育員たちは、2頭のパンダが問題なく伸び伸びと成長することを願う意味で、長さ2メートル、幅1メートルの木製の車をプレゼントした。また、竹、ウォートー(窩頭・パンダが食べる栄養パン)、ニンジンなどで作った直径1メートルの大型ケーキも用意した。

「フーバオのお爺さん」で有名なカンさんは、「(母親の)アイバオと共に双子の育児をしながら大変なこともあったが、とても幸せな時間だった」とし、「フーバオが受けた愛と関心を弟妹たちにも送ってくれたファンに感謝する」と話した。

7月は双子だけでなく、母親のアイバオ(13日)、姉のフーバオ(20日)、父親のロバオ(28日)まで、パンダ家族全員の誕生日がある月だ。エバーランドはこれを記念して、「バオファミリー・バースデーフェスタ」を来月4日まで開催する予定だ。


チョン・ソヨン記者 cero@donga.com