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洪明甫氏が代表監督に、契約期間は2027年アジアカップまで

洪明甫氏が代表監督に、契約期間は2027年アジアカップまで

Posted July. 09, 2024 08:52,   

Updated July. 09, 2024 08:52

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サッカー2014年ブラジル・ワールドカップ(W杯)以後、10年ぶりに再び代表チームを率いることになった洪明甫(ホン・ミョンボ)氏(55)の任期は、2027年1月に開かれるアジアカップまでだ。洪氏が所属チームの蔚山(ウルサン)を離れ、代表監督に移す時期はまだ決まっていないが、7月を超えることはないという。

代表監督選任を引き受けた李林生(イ・イムセン)大韓サッカー協会技術本部総括理事は8日、ソウル鍾路区(チョンノグ)のサッカー会館で記者会見を開き、「洪監督の契約期間は2027年1月、サウジアラビアで開催されるアジア杯まで」と明らかにした。2026年6~7月に開かれる北中米W杯以後まで洪監督の任期を保障したのは、A代表と年代別代表チームを連係させることでサッカー哲学を移植する時間を与えるためだ。

洪氏が代表チームの監督として公式日程を始める時期は、サッカー協会と蔚山が話し合って決めることにした。サッカー協会は、プロサッカーKリーグ1が真っ最中のシーズン中に、洪氏が代表チームを引き受けることを理解してくれた蔚山の意見を十分に聞くという立場だ。しかし、代表チームの北中米W杯アジア3次予選の初戦が9月5日に予定されており、7月を越えるのは困難と見ている。

洪氏が率いる代表チームには欧州出身のコーチが合流する。李理事は「洪監督に戦術的な部分を補完するために少なくとも2人の欧州出身コーチの合流を提案し、洪監督がこれを受け入れた」と話した。2014年ブラジルW杯当時、洪明甫号には外国人コーチとしてオランダ出身のアントン・ドゥ・シャトニーに戦力分析コーチと日本人の池田誠剛フィジカルコーチがいた。池田コーチは現在、蔚山)で洪監督をサポートしている。

李理事は洪監督の契約条件について、「年俸金額を公開することはできないが、今や韓国の監督も外国人監督に劣らない待遇を受けるべきだ」と話した。2月に解任されたユルゲン・クリンスマン元代表チーム監督の年俸は30億ウォン、2022年カタールW杯で代表チームを率いたパウロ・ベント監督の年俸は19億4000万ウォン程度だったという。洪監督は昨年、蔚山と3年間、Kリーグの歴代韓国人指導者では最高年俸の10億ウォンで契約した。


鄭允喆 trigger@donga.com