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野党、法制司法委の「尹大統領弾劾請願聴聞会」に大統領夫人と義母を証人に

野党、法制司法委の「尹大統領弾劾請願聴聞会」に大統領夫人と義母を証人に

Posted July. 10, 2024 09:02,   

Updated July. 10, 2024 09:02

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最大野党「共に民主党」など野党が9日、国会法制司法委員会全体会議で26日、「尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の弾劾を求める国民請願」に関する聴聞会を開き、尹大統領夫人の金建希(キム・ゴンヒ)氏と、その母親のチェ・ウンスン氏を証人にすることを決めた。与党「国民の力」は、「民主党の『弾劾請願聴聞会』は、『弾劾予備手続き』に相違ない」と反発し、採決に参加せずに退場した。2024北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に出席するために米国を訪問中の尹大統領は同日、「海兵隊員特検法」に対する再議要求権(拒否権)を行使した。

「共に民主党」など野党は同日、法制司法委員会全体会議で、最近130万人の同意を受けた「尹大統領弾劾訴追案の即時発議要請に関する国民請願」を議題に上程し、今月19日と26日に請願に関する聴聞会を実施する内容の計画書を議決した。

同党は、今後2回の聴聞会で、国民請願に弾劾事由として提示された海兵殉職事件の捜査外圧疑惑と高級ブランドの受領、株価操作など金氏一家の不正・汚職疑惑を集中的に追及する方針だ。このため、金氏とチェ氏をはじめ、宋潤相(ソン・ユンサン)仁川(インチョン)地検検事、「ドイツモーターズ」会計責任者のヨン・シンイル氏など金氏の不正疑惑関連17人と申源湜(シン・ウォンシク)国防部長官、金桂煥(キム・ゲファン)海兵隊司令官など海兵隊員事件関連の22人の計39人を証人として呼ぶことを決めた。パク・ジョンフン大領の弁護を務めた金正敏(キム・ジョンミン)弁護士など7人も参考人として呼ぶ計画だ。

「国民の力」法制司法委員らは、「民主党は弾劾云々し、国政を混乱に陥れ、国論を分裂させた代償を必ず払うことになるだろう」と非難した。

大統領室は、「尹大統領が、韓悳洙(ハン・ドクス)首相が主宰した閣議で議決された『殉職海兵隊員特検法再議要求案』を裁可した」とし、「昨日発表された警察捜査の結果で実体的な真実と責任の所在が明らかになった。このような状況では、野党が一方的に押し付けた特検法は撤回されなければならない」と述べた。


アン・ギュヨン記者 シン・ナリ記者 kyu0@donga.com