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三星と成均館大学がバッテリー学科を新設、2026年から10年間30人ずつ選抜

三星と成均館大学がバッテリー学科を新設、2026年から10年間30人ずつ選抜

Posted July. 13, 2024 08:50,   

Updated July. 13, 2024 08:50

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韓国国内大学に、学部級のバッテリー契約学科が初めて作られる。バッテリー人材難を克服し、企業が望む人材を学部の時から育成するための投資だ。

三星(サムスン)SDIは12日、成均館(ソンギュングァン)大学とバッテリー専門人材の育成のためのバッテリー工学科を新設すると発表した。工学部学士の4年制の課程で運営される。2026年から10年間、毎年新入生30人を選抜する計画だ。

この学科を卒業すれば、三星SDIに入社できる特典が与えられる。入学生にはバッテリー素材からセル、モジュール、パックまで、オーダーメード教育が提供される。三星SDIは、今回のバッテリー工学科の新設は、専門人材の育成および国の主要戦略産業の人材育成のための決定だと説明した。

韓国バッテリー業界の学部級契約学科の設立は、今回が初めてだ。これまでLGエネルギーソリューションや三星SDI、SKオンのバッテリー3社は、修士・博士級の契約学科のみ運営してきた。また、ソウル内の大学およびKAIST、ポステック(浦項工科大学)などの主要大学の中に、「バッテリー」を前面に掲げた学部級の専門担当学科が設置されたのも今回が初めてだ。

中国は2020年から、政策によりバッテリー学科を作り、現在30余りの大学が運営している。

三星SDIの崔輪鎬(チェ・ユンホ)社長は、「優秀人材の育成は、三星SDIの未来の競争力だ」とし、「今回の協約を通じて、バッテリー市場を導く主要人材を確保し、超格差技術の競争力を確実にしたい」と話した。


パク・ヒョンイク記者 beepark@donga.com