26日(現地時間)開幕するパリ五輪が入場券歴代最多販売記録を塗り替えた。
AFP通信が11日伝えたところによると、パリ五輪・パラリンピック大会組織委員会のトニー・エスタンゲ会長は「五輪入場券がすでに860万枚以上販売された。これは1996年アトランタ大会の830万枚を超えた五輪史上1位の記録だ」と明らかにした。
パリ組織委は来月11日の五輪閉会までに入場券1000万枚の販売を目指している。エスタンゲ会長は、「開会式と閉会式を含め、まだ良いチケットを買うことができる」とし、「早くも記録を更新したことを誇りに思うが、この程度で満足しない」と話した。
五輪入場券は公式サイト(ticket.paris2024.org)を通じて販売されている。種目別には陸上、バスケットボール、水泳の入場券が最高980ユーロ(約147万ウォン)で最も高く、競歩、自転車ロードレース、ヨット、マウンテンバイクの入場券が最低24ユーロ(約3万6000ウォン)で最も安い。最高額のチケットと最安値入場券の間にこれほどの差があるのもオリンピック記録だ。
2021年東京五輪は新型コロナウイルスの感染拡大で有料観衆なしに大会が開かれた。2016年リオデジャネイロ大会では約615万の入場券が売れた。
来月28日から9月8日まで開かれるパリパラリンピック入場券もすでに100万枚以上が販売された。パリ五輪組織委はパラリンピックの入場券は計340万枚が売れるものと期待している。
姜泓求 windup@donga.com