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「パチンコ」と「菜食主義者」、NYタイムズが選ぶ「21世紀のベストブック100」に

「パチンコ」と「菜食主義者」、NYタイムズが選ぶ「21世紀のベストブック100」に

Posted July. 15, 2024 09:33,   

Updated July. 15, 2024 09:33

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米紙ニューヨークタイムズが選ぶ「21世紀のベストブック100」に「パチンコ」と「菜食主義者」など韓国系作家の2作品が含まれた。

同紙は13日(現地時間)、2001年1月以降に出版された図書の中で「21世紀のベストブック100」を発表した。ここに韓国系米国人イ・ミンジンさんの小説「パチンコ」(2017年)が15位で、2016年ブッカー賞(当時マン・ブッカー賞)を受賞した韓江(ハン・ガン)さんの小説「菜食主義者」が49位に入った。同紙はパチンコについて、「戦争と植民地支配、個人的な葛藤を4代にわたって経験したある韓国家族の豊かで揺れ動く年代記」と評した。菜食主義者については「(この作品は)単純に体が必要とすることだけでなく、魂が要求することが何なのかに関する超現実的探求になる」と話した。

1位は1950年代にイタリア・ナポリで育った2人の女性の友情を描いたエレナ・フェッランテさんの小説「私の眩しい友人(My Brilliant Friend、2012年)=日本語訳題「ナポリの物語」だった。今回の調査は、NYタイムズが21世紀初の25周年を記念するために実施した。全世界の小説家やノンフィクション作家、詩人など503人に10冊ずつを推薦してもらって選定した。ホラー小説の巨匠であるスティーヴン・キングとハリウッド俳優のサラ・ジェシカ・パーカーらが推薦に参加した。


サ・ジウォン記者 4g1@donga.com