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柳津韓経協会長「トランプ氏が当選しても韓国企業に大きな困難はない」

柳津韓経協会長「トランプ氏が当選しても韓国企業に大きな困難はない」

Posted July. 16, 2024 08:42,   

Updated July. 16, 2024 08:42

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「トランプ候補が当選しても、(韓国に)大きな困難はないでしょう」

韓国経済人協会(韓経協)の柳津(リュ・ジン)会長は12日、「2024の韓経協済州(チェジュ)夏季フォーラム」の記者懇談会でこのように話した。米大統領選挙の共和党候補であるドナルド・トランプ前大統領が当選しても、韓国企業に大きな負担にはならないだろうという意味だ。

柳会長は、「米国のバイデン大統領は、労働組合と関連した企業を優先的に考えたが、韓国企業は労組のない米国の州に主に進出した」とし、「トランプ前大統領は、米国に投資した企業を米国企業と同じように待遇するので、(韓国と)うまく合うこともありうる」と話した。共和党が政権を握れば、外国企業に対する補助金廃止など、自国優先主義を強化するだろうという懸念とは違っており、米国投資を増やした韓国企業にはさらに多くのチャンスが開かれる可能性があるという。

柳会長は、「韓米日の3国が協力すると言えば、トランプ候補も協力的になるだろう」と話した。むしろ韓国経済の問題を先に解決しなければならない」と強調した。柳会長は、韓国経済の根本的な問題を「オールド(OLD)」と定義した。オールドとは、「古い制度(Outdated)、低い出生率(Low)、停滞した産業構造(Dormant)」の英単語の頭文字を取った言葉だ。

柳会長は、「他の先進国にはない規制があまりにも多く、韓国企業は足に砂袋をつけて走るのと同様だ」とし、「人口維持のために、宗教が合う国から移民を受け入れたり、養子縁組なども考えたりしなければならない」と話した。

柳会長は昨年8月、韓経協会長に就任した。就任後、韓経協から離れた三星(サムスン)とSK、現代(ヒョンデ)自動車、LGの4大グループが再び合流したが、まだ会費を納付していない。柳会長は会費納付について、「時間がかかるだろうが、待てば良い便りが来ると思う」と話した。


済州=ピョン・ジョングク記者 bjk@donga.com