尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の国政支持率が3ヵ月で30%に近づいた。尹大統領の支持率は、今年4月の総選挙直前の3月第4週の34%から総選挙敗北直後の4月第3週には23%に急落したが、今回初めて30%台に近づいたのだ。
19日、韓国ギャラップが16~18日、全国の満18歳以上の有権者1000人を対象に実施した調査によると、尹大統領の職務遂行の肯定評価は29%で、先週と比べて4%ポイント上昇した。否定評価は60%で、直前の調査より8%ポイント下がった。
肯定評価の理由として、回答者は「外交」(31%)を最も多く挙げた。尹大統領は北大西洋条約機構(NATO)75周年首脳会議に出席するため5日間米国を訪問して12日に帰国し、チェコ政府は17日、原発新規建設事業の優先交渉対象者に韓国水力原子力を選定した。「1号営業社員」を自任した尹大統領のセールス外交が功を奏したという評価を受けている。
政党支持度は与党「国民の力」が35%、最大野党「共に民主党」27%、祖国革新党8%、改革新党4%、進歩党1%、その他政党1%だった。「国民の力」の支持率は先週と同じで、民主党の支持率は3%ポイント下落した。
黃炯? constant25@donga.com