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米大統領選「ハリスvsトランプ」対立構図、事実上確定

米大統領選「ハリスvsトランプ」対立構図、事実上確定

Posted July. 24, 2024 08:56,   

Updated July. 24, 2024 08:56

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ハリス米副大統領が22日(現地時間)、民主党の大統領候補に事実上確定した。バイデン大統領が大統領選を辞退した翌日、大統領候補選出のために必要な代議員支持の過半数を確保した。

AP通信によると、ハリス副大統領は同日午後10時41分現在、民主党代議員2668人の支持を得た。大統領候補に指名されるには、代議員3949人のうち1976人の支持が必要だが、これを大きく上回ったのだ。

民主党全国委員会(DNC)は、「来月7日、オンライン投票を通じて大統領候補を公式に決定する」と明らかにした。300人の代議員の支持を受けて出馬宣言をする人物がいれば、予備選挙が行われる可能性があるが、すでにハリス氏が「マジックナンバー」(過半数)を獲得したため、挑戦者が登場する可能性は低い。

事実上、民主党の大統領候補として歩み出したハリス氏は声明を出し、「民主党候補になるための幅広い支持を確保した」と明らかにした。ハリス氏は、大統領選陣営を訪れ、「トランプ前大統領は米国を過去に戻そうとするが、すべての米国人が自由を享受する未来に進むだろう」と述べた。

共和党大統領候補のトランプ氏は同日、ソーシャルメディアで、ハリス氏を「嘘つきハリス」と呼び、「(移民政策を担当して)私たちに世界最悪の最も危険な国境をもたらした」と指摘した。


ワシントン=ムン・ビョンギ特派員 weappon@donga.com