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外来患者の55%「医師の診療時間は5分以下」

外来患者の55%「医師の診療時間は5分以下」

Posted July. 25, 2024 08:36,   

Updated July. 25, 2024 08:36

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昨年、外来診療を受けた患者2人の1人は、医師の診療時間が5分以下だったというアンケート調査の結果が出た。いわゆる「5分診療」は、誇張ではなく現実だったのだ。

24日、韓国保健社会研究院が保健福祉部から依頼を受けて行った「2023医療サービスの経験調査」の結果によると、昨年、外来診療を受けた国民の55%は、医師の診療時間が5分以下だったと答えた。調査は、昨年7月24日~9月22日に15歳以上の男女1万4910人を対象に行われた。

患者が外来診療を受けた時間は、4~5分が37.4%で最も多かった。「1~3分」という回答も17.6%に達した。6~10分間診療を受けたと答えた割合は28.3%だった。10分以上診療を受けたケースは16.6%に過ぎなかった。回答者全体の平均外来診療時間は8分だった。

一方、患者が受付後、外来診療を受けるまで控え室で待っていた時間は平均17.9分だった。待機時間は、10~20分未満が37.8%で最も多く、20~30分未満(26.3%)の順だった。5人に1人(19.2%)は、「30分以上待った」と答えた。ただ、診療時間は短かったが、外来診療の満足度は高い方だった。回答者10人のうち93.9%が「外来診療に全般的に満足した」と答えた。

入院患者は、平均7.5日間入院していたことが分かった。また、回答者の48.1%は、「予約なしで当日すぐに入院した」と答えた。「希望する日に予約して入院した」という回答者は41.3%だった。希望する日に入院できず、待たなければならなかった割合は10.6%だったが、彼らは平均13.6日間を待っていたことが分かった。これは昨年の調査なので、医療空白が現れた今年2月以降は、入院待機の割合と期間がさらに伸びたものと推定される。

また、入院患者の27.1%は、看護介護統合病棟に入院したと答えた。看護介護統合病棟とは、保護者や介護者なしで、看護師や看護助手などが患者の世話をする病棟だ。看護介護統合病棟の満足度は97.3%に達した。

一方、入院患者の7.1%は個人介護者を、6.6%は共同介護者を雇ったと答えた。個人介護者は平均7.1日間雇用し一日に平均11万8870ウォンを、共同介護者は平均7日間を雇って一日平均2万1584ウォンを支出したことが調査の結果分かった。満足度は、個人介護者は83.7%、共同介護者は77.6%だった。


キム・ソヨン記者 ksy@donga.com