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英国の乗馬英雄、馬虐待の映像で五輪出場資格停止

英国の乗馬英雄、馬虐待の映像で五輪出場資格停止

Posted July. 25, 2024 08:37,   

Updated July. 25, 2024 08:37

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英国の「乗馬英雄」シャーロット・デュジャルダン(39)が馬を虐待したことが発覚し、パリ五輪出場が挫折した。

英国BBCは24日、「国際乗馬連盟(FEI)がデュジャルダンが馬を虐待する様子が映っている映像を入手し調査に着手した。FEIはデュジャルダンに少なくとも6ヵ月の選手資格停止処分を下した」と報じた。デュジャルダンは五輪馬術で金メダル3個を獲得した選手。2012年ロンドン五輪では馬場馬術の個人戦と団体戦で、2016年リオデジャネイロ五輪は個人戦で金メダルを獲得した。デュジャルダンは2021年に開かれた東京大会まで入れて五輪メダルを通算6個(金3、銀1、銅2個)を獲得しているが、あとメダル1個だけ追加すれば英国女子選手では歴代最多の五輪メダル獲得者になるところだった。

デュジャルダンが馬を虐待する映像は4年前に撮影された。デュジャルダンは自身の個人訓練場で乗馬教習をしている途中、ある学生に「あなたの馬が足をもっと上げなければならない」と叫んだ。それから長い鞭を取って馬を殴った。この映像をFEIに提供した学生の弁護人は「デュジャルダンは1分間で24回以上馬を鞭で殴った」とし、「まるでサーカスに出てくる象を扱うようだった」と話した。デュジャルダンは同日、ソーシャルメディアに「弁解の余地なく恥ずかしいことをした」として誤りを認めた。そのうえで「FEIの調査が行われる間、五輪を含むすべての大会に出場しない。英国代表チームとファンに申し訳ない」と書いた。


鄭允喆 trigger@donga.com