
20代の若者5人に1人のみ高校や大学を卒業後、すぐ就職に成功するという研究結果が出た。また、10人中3人は初就職まで2年以上かかったことが分かった。
26日、韓国雇用情報院によると、ファン・グァンフン副研究委員は最近、このような内容が盛り込まれた「20代の青年世代の就職の特性と変化」と題した報告書を発表した。ファン研究委員は、青年パネル調査資料で、2007~2020年に初めて就職した20~29歳5564人を分析した結果、彼らが初めての働き口を得るまで、卒業後平均17ヶ月間がかかることが分かったと明らかにした。
彼らのうち、卒業後すぐ就職した人の割合は20.6%だった一方、初就職まで2年以上かかった人は27.3%に達した。特に、高校を卒業した青年が大学を卒業した青年より、初めての仕事に就くまで長い時間がかかることが分かった。
卒業後、初就職までかかった時間が短いほど、良い働き口に就職する可能性が高い。卒業後すぐに就職した若者の73.1%は、常用職として就職した。しかし、卒業1年後に就職した青年は、常用職として就職した割合が51.4%に過ぎなかった。また、卒業後すぐ就職した若者の34.8%が300人以上の大企業に入ったが、1年後の就業者は26.8%のみ大企業に入社した。
周愛眞 jaj@donga.com