いわゆる「偽水産業者」から高級外車を無料で借りて乗って水産物を受け取ったとして起訴された前国政壟断事件特別検察官の朴英洙(パク・ヨンス) 被告(72)に有罪判決が言い渡された。
ソウル中央地裁刑事合議33部(金東鉉部長判事)は26日、朴被告に請託禁止法違反で懲役4ヵ月、執行猶予1年を言い渡した。朴被告に金品などを提供した疑いが持たれている偽水産業者の金被告(46)には懲役6ヵ月の実刑が言い渡された。
裁判長は、「国政壟断事件の特別検察官としてどの公職者より公正性、清廉性などで範を示さなければならないにも関わらず金品を授受した」と指摘した。朴被告は2020年、金被告からレンタル料250万ウォン相当のポルシェレンタカーを無償で支援され、86万ウォン相当の水産物を3回受け取った疑いで2022年に起訴された。
柳原模 onemore@donga.com