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豪州ティトムス、女子400m自由形で「世紀の対決」制し五輪2連覇

豪州ティトムス、女子400m自由形で「世紀の対決」制し五輪2連覇

Posted July. 29, 2024 09:11,   

Updated July. 29, 2024 09:11

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アリアン・ティトムス(22・豪州)が世界が注目した水泳の「世紀の対決」で勝利し、五輪女子400メートル自由形で2連覇を達成した。

ティトムスは28日、フランス・パリのラ・デファンス・アリーナで行われたパリ五輪競泳女子400m自由形決勝で、3分57秒49で優勝した。サマー・マッキントッシュ(17・ナダ)が3分58秒37で2位、ケイティ・ラデッキー(27・国)が4分0秒86で3位だった。

女子400m自由形は、パリ五輪競泳のハイライトに挙げられた。海外メディアは、2004年アテネ五輪でイアン・ソープ(豪州)とピーター・ファンデンホーヘンバント(オランダ)、マイケル・フェルプス(米国)の3人が対決した男子200m自由形に続く世紀の対決として注目した。

東京五輪金メダリストのティトムスと「新星」マッキントッシュ、「生きる伝説」ラデッキーなど、いずれも世界記録を打ち立てた選手たちの対決だった。ラデッキーは2016年リオ五輪女子400m自由形で3分56秒46の世界記録で金メダルを獲得した。この記録をティトムスが2022年3分56秒40に塗り替えた。2023年3月、当時16歳だったマッキントッシュが3分56秒08で再び世界記録を更新すると、4ヵ月後にティトムスが現在の世界記録である3分55秒38を記録した。

ティトムスは自身の世界記録を更新することはできなかったが、強力なライバルを引き離して東京五輪に続き、2大会連続で女子400m自由形でチャンピオンになった。ティトムスは「私が優勝したということが信じられない。本当に素晴らしいレースだった。私たち3人とも全力を尽くした」と話した。東京五輪200mと400mで金メダル2個を獲得したティトムスは、パリでも2冠に挑戦する。

4度目の五輪を行うラデッキーは、個人通算11番目のメダル(金7個、銀3個、銅1個)を獲得した。ラデッキーは「五輪でメダルを取るのはいつも嬉しいことだ。メダルの色に対する残念さは全くない」と明るく笑った。ティトムスは「ラデッキーのような伝説とともにプレーできて本当に光栄だ。ラデッキーを本当に尊敬している」と話した。マッキントッシュは五輪初メダルを銀で飾った。


梁鍾久 yjongk@donga.com