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「MZが直接手掛けた漢江庭園を見に来てください」

「MZが直接手掛けた漢江庭園を見に来てください」

Posted July. 30, 2024 08:51,   

Updated July. 30, 2024 08:51

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「自分の手で築いた庭園が展示されると思うと、今から楽しみです」

17日午後7時、ソウル広津区(クァンジンク)の地下鉄7号線紫陽(ジャヤン)駅2番出口を出て向かいにあるトゥクソム漢江(ハンガン)公園。同日、ソウル市がトゥクソム近くの遊休地でMZ世代(ミレニアル+Z世代)の市民と共に庭園を造る参加型プログラム「漢江ガーデニングクラブ」の初イベントがここで開かれた。午前中に雨が降った曇り空にもかかわらず、20、30代の市民約20人が仕事を終えてテントの下に続々と集まった。

ほとんどが普通の会社員である参加者たちは、初対面にもかかわらず、植物をテーマに1時間近く長い会話を交わした。チョン・ドンホさん(35・ソウル江南区)は「3年前から自宅で観葉植物であるモンステラとスキンダプサスを育てている」とし、「私のように植物が好きな人々と一緒に庭を造り、交流できることに興味を持ち、やって来ました」と期待を示した。

● 市民が造るトゥクソム公園の庭園

参加者たちは同日、造園学専攻の講師による庭園の講義を聞いた。講義を担当したソウルガーデニングクラブのイ・ガヨン代表は、「韓国のように四季がはっきりした気候に合うのは、多年生草(宿根草)ベースの自然主義庭園」とし、環境に応じた多様な庭園スタイルを説明した。参加者たちは日が沈んだ後もライトをつけ、トゥクソム周辺に造られた庭園を巡りながら勉強を続けた。 

同日集まったMZ世代の市民たちは、8月末にトゥクソム漢江公園の公園周辺100㎡規模に庭園を造り、市民に展示する予定だ。恋人と共に授業に参加したハン・チェユンさん(32・ソウル・永登浦区)は、「花が多くて華やかな英国式庭園について知りたいことが多い」とし、「庭の手入れの仕方を学んで父にも教えてあげたい」と話した。

ソウルに住む19~39歳の青年30人を募集した漢江ガーデニングクラブは、受付開始から半日で先着順で締め切られた。当初は、中高年層より植物に関心が低い若い層に庭を知らせようという趣旨だったが、予想外に若い層からかなりの人気があったのだ。ソウル市関係者は、「高齢者の趣味と思われがちな庭づくりにも若い層の需要が十分にあることを確認した。今後も関連イベントを続けていく計画だ」と話した。

● 庭園が持つストレス軽減効果

2022年、国立樹木園が発表した「私たちが知らなかった庭園の隠れた価値」によると、庭園鑑賞は都市景観鑑賞よりも不安レベルを20%、ネガティブな気分を11%下げる効果があるという。研究結果を見ると、週に1回以上庭園で時間を過ごす人は、そうでない人よりストレスに悩まされる程度が約60%低い。また、庭園を訪問しやすい環境であればあるほど、ストレスが軽減される効果が大きかった。

これに先立ち、ソウル市は3月、2026年まで通勤路や散策路、広場、緑地など、都市のあちこちに大小1007個の庭園を造ると発表した。

5月にはトゥクソム漢江公園約1万460平方メートルの面積に76個の庭園を造成し、ソウル国際庭園博覧会を開くなど、トゥクソム一帯を市民庭園の代表地域として整備している。この博覧会が続く10月8日まで、トゥクソム漢江公園では、△庭園小音楽会(毎週金~日曜日午後5時半~7時)△本を読むトゥクソム大庭園(毎週週末)△庭園植栽教育(8月~9月中5回)など様々な庭園関連プログラムが行われる。


ソン・ジンホ記者 jino@donga.com