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ソウル市と中国北京市、「優秀政策の共有」に合意

ソウル市と中国北京市、「優秀政策の共有」に合意

Posted August. 01, 2024 08:56,   

Updated August. 01, 2024 08:56

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ソウル市は、中国北京市と優秀政策を共有する機会を拡大することにした。人的・文化交流はもちろん、経済と観光など他の分野においても協力を強化する。

31日、ソウル市によると、中国を訪問しているソウル市の呉世勲(オ・セフン)市長は先月30日(現地時間)、北京人民政府庁舎で殷勇北京市長と会って、このように合意した。ソウル市長と北京市長の会合は、2018年以降6年ぶりのことだ。

両市長は、ソウルと北京が直面している様々な問題を共に解決し、公務員の交流もさらに積極的に推進し、優秀な政策を共有する機会を増やすことで意見が一致した。特に、青少年と青年世代の交流を増やし、両国の未来を担う世代がお互いの文化と社会の雰囲気を理解する流れを作ることに力を合わせようという意見を共有した。

呉市長は、「コロナ禍後、関係の修復に時間がかかったが、両都市間の協力関係が発展してこそ市民の暮らしにも役立つと思い、(北京を)訪問した」と話した。さらに、「両都市の協力と友好強化のためには、文化的交流と人的交流が必要だ」とし、「ぜひソウルを訪問してほしい」と明らかにした。殷市長は、「呉市長の訪問は、両都市の関係だけでなく、企業活動および市民交流にも役立ち、韓中関係にも役立つだろう」とし、「適切な時期にソウル訪問を検討する」と答えた。55歳の殷市長は、中国31省・直轄市・自治区の中で最年少の省長級人物で、中国人民銀行副総裁出身の金融専門家だ。

ソウルと北京は、韓中国交正常化の翌年の1992年に親善提携を交わし、交流を続けてきた。2013年には、両市長を名誉委員長とする「ソウル-北京統合委員会」を発足させた。

呉市長は、「日本との協力も強化しよう」と言及した。呉市長は「以前はソウルと北京、東京の関係はとても良かった。今からでも再び、3都市の協力復元を通じて相互発展できることを願う」と強調した。ソウルと北京、東京は1990年代から、各都市の英語のイニシャルから取った「ベセト(BESETO)」という略称で呼ばれていた。


北京=チョン・ヘジン記者 sunrise@donga.com