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ハマス最高指導者ハニヤ氏、イランで暗殺 「イスラエルが背後か」

ハマス最高指導者ハニヤ氏、イランで暗殺 「イスラエルが背後か」

Posted August. 01, 2024 08:57,   

Updated August. 01, 2024 08:57

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パレスチナ武装組織ハマスの政治局最高指導者であるイスマイル・ハニヤ氏(61・写真)が31日午前(現地時間)、イランの首都テヘランで殺害された。イランとハマスはイスラエルを背後と見ている中、昨年10月に勃発した「ガザ地区戦闘」の計画者の一人とみられており、最近では停戦交渉にも積極的に関与してきたハニヤ氏の死により、中東内の緊張が高まり、戦闘拡大の可能性も大きくなったと懸念されている。

イラン国営メフル通信は同日、「ハニヤ氏がテヘランの宿舎で護衛員1人と共に殉教した」と伝えた。イラン革命防衛隊(IRGC)も緊急声明を出し、「ハニヤ氏が攻撃された状況を調査中」と明らかにした。ハニヤ氏は前日、イランのペゼシュキアン新大統領の就任式に出席するためにイランを訪問した。

ハマスは、イスラエルが暗殺を主導したとし、報復を宣言した。ハマスは、「シオニスト(ユダヤ人民族主義者)の卑劣な行動」とし、「イスラエルは望む結果を得られず、代償を払うだろう」と述べた。イスラエルは現在までコメントを出していない。しかし、海外メディアや専門家は過去の事例から、イスラエルによるものである可能性が高いと見ている。


カイロ=キム・ギユン特派員 pep@donga.com