全国的に猛暑が続き、熱中症患者が急増し、死者も続出している。3日だけで154人の熱中症患者が発生し、このうち3人が死亡した。
4日、疾病管理庁の熱中症監視システムなどによると、3日までに全国で計11人が熱中症で死亡したことが分かった。3日に慶尚南道(キョンサンナムド)で2人、光州(クァンジュ)で1人が熱中症で死亡するなど、先週(7月28日~8月3日)の熱中症死亡者は7人にのぼった。消防当局によると、光州で死亡した80代女性の場合、発見時の体温は42度だった。
先週、救急室で届けた熱中症患者は390人で、前週(337人)より75%急増した。気象庁は4日、全国183地域のうち、済州(チェジュ)山地を除いた182ヵ所に猛暑特報が発令されたと明らかにした。事実上、全国すべての地域が猛暑の影響圏に入ったことになる。最高体感温度が2日以上35度以上になると予想される時に発令される猛暑警報の地域が165ヵ所であるのに対し、一段階低い猛暑注意報が発令された地域は17ヵ所にすぎなかった。気象庁は今後少なくとも10日間は全国的に35度前後の猛暑が続くと見ている。
朴晟鎭 psjin@donga.com