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野党がトップ会談を提案、大統領室「メッセージはない」と否定的

野党がトップ会談を提案、大統領室「メッセージはない」と否定的

Posted August. 08, 2024 08:56,   

Updated August. 08, 2024 08:56

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野党が尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領とのトップ会談を提案したが、大統領室は「特段のメッセージはない」として対応しないムードだ。ただし、18日の最大野党「共に民主党」の全党大会で李在明(イ・ジェミョン)代表候補の連任が確定した後、会談について議論する可能性は残した。

同党の朴賛大(パク・チャンデ)党代表職務代行兼院内代表は7日、最高委員会議で、「経済非常事態への対応と超党的な危機克服協議のため、与野党トップ会談を早急に開催しなければならない」と主張した。前日(6日)、李氏が討論会中に「最も会いたい人」として尹大統領を挙げた翌日、会談を提案したのだ。これに対し、李氏側は、「朴氏は原論的な次元で話した」としながらも、「李氏の党代表連任後、トップ会談の提案を考慮した」と述べた。

大統領室内部では、李氏が協議なしに15分間立場文を読むなど、前回の会談で見せた態度が適切ではなく、今回の提案の真正性も感じられないとし、会談に否定的だ。大統領室関係者は同日、電話取材に対して、「毎度、立法独走と弾劾を繰り返しておいて、突然超党的な協力のために会おうというのは、突拍子もない話だ」と語った。

だが、弾劾および特検政局を打開するため、「共に民主党」全党大会が終わった後、大統領室が会談を検討する可能性もないわけではない。会談が実現すれば、尹大統領と李氏間の1対1会談になるのか、与党「国民の力」韓東勲(ハン・ドンフン)代表も参加する3者会談になるのかも注目される。

韓氏は同日、記者団に対し、「会談を通じて民生を解決し、政策を中心に(協議を)始めるという考えの転換や提案は歓迎する」と述べた。ただ、韓氏側は電話取材に対し、「李氏の党代表連任が確定したら、尹大統領との会談前にまず韓氏と会うのが先ではないか」と話した。


申나리 journari@donga.com