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ユーチューブを見ながら麻薬予行練習をした大学生たち

ユーチューブを見ながら麻薬予行練習をした大学生たち

Posted August. 13, 2024 09:25,   

Updated August. 13, 2024 09:25

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名門大学の学生たちで構成された麻薬連合サークルは、ユーチューブの映像を見ながら麻薬投与の「予行練習」をしていたことが明らかになった。彼らが接した映像の中には、麻薬の危険性を過小評価させた偽ニュースもあった。無分別なユーチューブの動画が、10代や20代に麻薬関連犯罪を始めさせる「トリガー(引き金)」になっているという指摘が出ている。

12日、ソウル南部地検などによると、最近検挙された麻薬サークルは、投与に先立って「瞑想」というタイトルの幻覚体験映像を集まって視聴したことが明らかになった。一緒に麻薬を投与する人同士が集まって、「麻薬をすればこんな感じだろう」という予行練習をしたのだ。彼らは、いくつかのユーチューブの映像を一緒に見ながら、「麻薬勉強」も行った。彼らが何度も視聴した映像には、「シロシビンとLSDはいわゆる『サイケデリック』の薬物で、麻薬ではなく新薬だ」という内容が含まれていた。シロシビンとは、幻覚作用を引き起こすキノコに入っている成分だ。LSDも強力な幻覚薬物だ。

この映像を掲載したユーチューブチャンネルは、購読者が12日基準で53万人を超えている。麻薬体験を検索すれば、関連ユーチューブの映像も簡単に見つけることができる。捜査当局は、ユーチューブの動画が実際の麻薬接触および投与へとつながった流れを把握し、似たような追加事件の可能性を注視しているという。


チェ・ウォンヨン記者 イ・スヨン記者 o0@donga.com