与党「国民の力」の「ポータル不公正改革」タスクフォース(TF)が14日、討論会で「ポータルニュースの不公正解決に向けて放送通信委員会傘下に韓国ポータル委員会を設置することを前向きに検討する」と明らかにした。専門家らは、巨大ポータルサイト「ネイバー」を念頭に、「ユーチューバー『ツヤン』のサイバーレッカー問題を放置したユーチューブと似ている」とし、「巨大独占プラットフォームが嫌悪ビジネスに無責任だ」と批判した。
14日、国会で開かれた討論会「独占的オンラインプラットフォームの責任性強化案」に出席した宋英熙(ソン・ヨンヒ)元KT専務は、「ネイバーがコメントの順位をつけてアジェンダを設定し、インターネットメディア、左派告発メディアとコンテンツ提携社(CP)提携を結んで過度の特権を与えた」とし、「ポータル委員会を新規設置するか、放送通信審議委の組織を放送審議委と情報通信審議委に分離し、情報通信審議委でポータルのフェイクニュースを審議する必要がある」と主張した。
これに対し、「国民の力」ポータルTFの姜旻局(カン・ミングク)委員長は、「ポータルニュースのCP選定が偏向しているという指摘があり、ニュースのアルゴリズムの管理監督も必要だ」とし、ポータル委員会の設置を検討すべきだと主張した。
ソウルベンチャー大学院大学のヤン・チャンギュ教授は、「サイバーレッカーのような偏向的・刺激的なメディアがCPに選定される現行制度の改善が必要だ」とし、「ネイバーがメディアでもないのに、メディアのように国民の感情とイシューをコントロールする権限を持った」と指摘した。
討論会では、「ネイバーニューストピックスのアルゴリズムに対する管理監督案を設けなければならない」という指摘も出た。
国会科学技術情報放送通信委員会所属の李相輝(イ・サンフィ)議員は、「ネイバーは公共財を持って商売をして富を蓄積した」とし、「アルゴリズム部分について社会的に検証を受ける責務がある」と述べた。
ポータルTFは19日、ネイバー本社を訪れ、ポータル生態系づくりのための対策を要求する計画だ。
崔惠? herstory@donga.com