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福祉部長官「医学部増員の第1次実行計画を来月初めに発表」

福祉部長官「医学部増員の第1次実行計画を来月初めに発表」

Posted August. 17, 2024 08:56,   

Updated August. 17, 2024 08:56

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教育部は、野党側が提出を要求した医学部定員配分委員会(配分委)の全体会議録を提出する代わりに、結果報告書を提出した。16日、国会教育委・保健福祉委員会が開催した「医学部教育点検連席聴聞会」で、野党は教育部に対し、配分委の会議録を残さなかった理由が何なのか、会議録を廃棄したのではないかなどを巡り集中的に攻撃した。

●野党と政府が「会議録廃棄」をめぐり攻防

当初、国会教育委所属の野党議員らは、同会議を主宰した配分委員長を聴聞会の証人として採択すべきだと主張した。だが、教育部が、「配分委員は匿名が原則だ」と難色を示し、その代わり、配分委員会の会議内容が分かる会議記録の提出を受ける条件で証人採択を撤回した。

しかし教育部は、すでに公開した12ページの要約資料のみ提出し、野党議員たちは、「教育部が約束を守らなかった」と反発した。最大野党「共に民主党」の文貞福(ムン・ジョンボク)議員は、「公共記録物法施行令で定める会議録義務作成対象に配分委は含まれないという理由で、教育部が資料提出を拒否した」と反発した。

金映豪(キム・ヨンホ)教育委員長が、「配分委員会が非常に重要な会議だったとすれば、当然記録を残さなければならなかった。破棄をいつしたのか」と尋ねると、教育部の吳碩煥(オ・ソクファン)次官は、「配分委員会が運営された期間中に行ったと理解している」と話した。

●会議録の破棄や会議参考資料の破棄をめぐって停会

だが、同日午後、呉次官が「会議録破棄ではない」と午前の発言を覆し、聴聞会は資料の行方を巡る真実攻防の様相に流れた。呉次官が「廃棄した」と明らかにした資料が「会議録」なのか「会議参考資料」なのかを明らかにするために、同日午後の会議は約40分間停会したりもした。

野党は、「呉次官の午前の答弁と午後の答弁が違う」とし、「信頼できない」と批判した。午前は協議内容を破棄したと言ったが、午後は参考資料と言葉を変えたという。文議員は、「教育部のシム・ミンチョル人材政策企画官が言ったのは、8ページの報告書の結果が全てであるだけで、配分審査内容が書かれた残りの資料は、委員会全員の同意を得て廃棄したという」とし、「配分委員会が廃棄を決めたのが正しい」と話した。

呉次官は、「シン企画官が会議結果の要約文を混同して発言した」と謝罪した。呉次官は、「正確にその資料(会議録)は存在せず、会議結果を回次別に整理し会議結果報告書として整理した資料がある」とし、「会議を進める過程で、一緒に活用した参考資料を破砕した」と訂正した。

●患者団体は「悲惨な心境」

同日の聴聞会には、患者団体の代表らも参加した。参考人として出席した重症疾患連合のキム・ソンジュ会長は、「この時間も、重症患者と家族たちは凄惨な気持ちで耐えている」とし、「医療界や政界、政府は、果たして患者のために何をしているのか必ず振り返ってほしい」と述べた。氏は、「事態がこのような状況になるまで、患者のために何をしたのか考えてみてほしい」とし、「これを政争化して時間の浪費をしないでほしい」と付け加えた。

聴聞会に証人として出席した政府関係者らは、医学部の増員に触発された医療空白が長期化していることに頭を下げた。大統領秘書室の張商允(チャン・サンユン)社会首席は、「これまで累積した構造的問題が一度に医療改革の過程で明らかになり、国民と患者に不便をおかけすることについて申し訳ない」とし、「約束した課題を一刻も早く推進し、この状況を正常化させることに力を注ぐ」と述べた。


チョ・ユラ記者 イ・ジウン記者 jyr0101@donga.com