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2回戦で46位に敗れラケットを叩きつけた「神星」アルカラス

2回戦で46位に敗れラケットを叩きつけた「神星」アルカラス

Posted August. 19, 2024 09:30,   

Updated August. 19, 2024 09:30

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「新星」カルロス・アルカラス(21、スペイン、世界ランキング3位)が試合途中、ラケットを地面に叩きつけて破壊した。この行動が特別なのは、アルカラスが女子シングルス1位のイガ・シフィオンテク(23・ポーランド)と共に代表的な「ナダルキッズ」に挙げられるからだ。

ノバク・ジョコヴィッチ(37・セルビア・2位)のような選手も、試合がうまくいかないとラケットに八つ当たりをする。一方、ラファエル・ナダル(38・スペイン・158位)はプロデビュー後、1447試合を行う間、一度もラケットを壊したことがない。ナダルは、「ラケットを壊すということは自分の感情をコントロールできなかったことを意味する」と話した。

アルカラスも、もともとこの哲学によく従った。アルカラスはジョコビッチに敗れたパリ五輪男子シングルス決勝の時も、ラケットをコートに叩きつけようとして我慢する様子が何度もテレビで生中継された。しかし、五輪が終わった後、初めて参加したシンシナティ・オープンで結局、一線を越えてしまった。

全米オープンの前哨戦となる同大会1回戦(ラウンド64)を不戦勝で勝ち上がったアルカラスは、17日に終わった2回戦でガエル・モンフィス(38・フランス・46位)に1-2(6-4、6-7、4-6)で逆転負けした。雨天中止で2日間にわたって行われた第2セットをタイブレークの末に奪われたアルカラスは、第3セットでもゲームスコア1-3でリードされると、ラケットをコートに4回叩きつけては破壊してしまった。

自身初の「ラケット破壊」を記録したアルカラスは、「自分の行動についてお詫び申し上げる。コートでやってはいけないことだった」とし、「これからは(全米オープンが開かれる)ニューヨークだけを考える」と18日ソーシャルメディアに投稿した。今年、全仏オープンとウィンブルドンで相次いで優勝したアルカラスは、26日に開幕する全米オープンを通じて、四大大会3連続優勝に挑戦する。


任寶美 bom@donga.com