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冷凍キムパブなどの人気でコメ加工食品の輸出が過去最大

冷凍キムパブなどの人気でコメ加工食品の輸出が過去最大

Posted August. 19, 2024 09:29,   

Updated August. 19, 2024 09:29

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今年1~7月のコメの加工食品の輸出額が昨年同期より50%近く増加し、過去最大値(同期間基準)を記録したことが分かった。海外で冷凍キムパブ(のり巻き)や即席ご飯などの需要が高まったおかげだ。

18日、農林畜産食品部(農食品部)と韓国農水産食品流通公社(aT)によると、今年に入ってから7月までのコメの加工食品の輸出額は、昨年同期より45.6%増の1億6612万ドル(約2250億ウォン)と集計された。

特に、このうち米国への輸出が9437万ドル(約1270億ウォン)で、全体の56.8%を占めた。輸出額は、前年同期と比較すると68%増加した。農食品部によると、家庭簡便食(HMR)の大衆化とともに、ソーシャルメディア(SNS)で口コミが広がり、コメの加工食品が大きな人気を得ている。

この傾向が続けば、今年の年間コメ加工食品の輸出額は昨年(2億1724万ドル)を超え、最大記録を塗り替えるものと見られる。コメの加工食品の輸出額(年間ベース)は、2015年(5434万ドル)以降、毎年増加傾向を見せている。

政府は、コメ加工食品に対する支援を強化する方針だ。これに先立って農食品部は、2028年までに韓国国内のコメ加工産業市場を17兆ウォンの規模に拡大し、輸出額を4億ドル(約5400億ウォン)に拡大する目標を示している。農協中央会も、コメの加工食品を輸出する農協と加工・酒精用コメを新たに供給する農協に対し、販売予算と輸出物流費などを支援する計画だ。


世宗市=ソ・ソルヒ記者 facthee@donga.com