女優の金敏喜(キム・ミンヒ、42、写真)がロカルノ国際映画祭で洪尚秀(ホン・サンス)監督の新作「スユチョン(英題:By the Stream)」で最優秀演技賞を受賞した。17日(現地時間)に開かれた第77回ロカルノ国際映画祭で国際コンペティション部門最優秀演技賞受賞者の一人として呼ばれた金敏喜は「美しい映画を作ってくれた洪尚秀監督、あなたの映画をとても愛している。一緒に作業させてもらい感謝している」と感想を語った。受賞後、金敏喜が洪監督の手を握る姿も公開された。ロカルノ映画祭は、昨年から主演男優賞と主演女優賞を性中立的に変え、2人の俳優に最優秀演技賞を授与している。
この日、また別の最優秀演技賞はリトアニア・ラトビア共同製作映画「乾いた溺死」に出演した俳優4人に与えられた。国際コンペティション部門の最高賞である金豹賞は、リトアニア出身のSaulé Bliuvaité監督のデビュー作「TOXIC」が受賞した。
スイス南部の休養都市ロカルノで毎年8月に開かれるロカルノ国際映画祭は、世界6大映画祭で、芸術的で実験的な作家主義映画を主に披露した。洪監督はこの映画祭の国際コンペティション部門で「今は正しくその時は間違っている」(2015年)で金豹賞を受賞し、2013年には映画「私たちのソンヒ」(2013年)で最優秀監督賞を受賞している。俳優のキ・ジュボン、チョン・ジェヨンらが過去に主演男優賞を受賞した。
キム・ギユン記者 pep@donga.com