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韓国のAI人材2.1万人、中国の20分の1

韓国のAI人材2.1万人、中国の20分の1

Posted August. 19, 2024 09:24,   

Updated August. 19, 2024 09:24

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韓国の人工知能(AI)分野の研究人材は、主要国より育成が遅れているという調査結果が出た。韓国国内のAI研究者数は、中国の20分の1に過ぎなかった。政府が2030年にAIの世界3強への跳躍を目標に掲げたが、容易ではないという見方が高まっている。

韓国科学技術企画評価院(KISTEP)が最近公開した「国家戦略技術R&Dの人材実態調査」と題した報告書によると、昨年末基準で国内のAI研究者数は2万1000人余りで世界9位だった。彼らが2018年から2023年までの6年間発刊したAI関連論文は1万4000件余りで、世界12位の水準に止まっている。

中国とインド、米国は3強構図を形成し、韓国と大きな格差を見せている。1位は中国で、研究者が約41万1000人、論文数は22万件と集計された。インドは研究者が19万5000人、論文は11万7000件で2位となっている。米国は研究者が12万人、論文は8万8000件余りで3位だった。日本は研究者が3万5000人、論文は2万7000件で5位についた。

特に、コンピュータービジョンやディープフェイクなど新しい研究分野で最も多くの論文を発刊した上位500人以内に含まれた研究者は、米国が31.8%で最も多く、中国は24.2%で2位だった。韓国は5人に過ぎず、世界16位だった。

高麗(コリョ)大学人工知能研究院のチェ・ビョンホ教授は、「人材育成と研究ともに膨大な政策資金が必要なので、兆単位の投資余力のある中国や米国などが良い成果を出した」とし、「韓国も、国家覇権における競争力を引き上げるために、AI分野への投資を拡大しなければならない」と話した。


ハン・ジョンホ記者 hjh@donga.com