Go to contents

尹大統領、「反国家勢力が韓国社会のあちこちで暗躍」

尹大統領、「反国家勢力が韓国社会のあちこちで暗躍」

Posted August. 20, 2024 09:36,   

Updated August. 20, 2024 09:36

한국어

尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が、「乙支(ウルチ)自由の盾(UFS・乙支フリーダムシールド)」の開始日である19日、「韓国社会内部には自由民主主義体制を脅かす反国家勢力があちこちで暗躍している」とし、虚偽情報やサイバー攻撃などの北朝鮮のグレーゾーン挑発への対応強化を注文した。尹大統領が「反国家団体」や「扇動」などと述べると、最大野党「共に民主党」など野党は、「親日DNAを示し、国民の怒りに直面すると北風を吹かせようとするのか」と反発した。

尹大統領は同日、龍山(ヨンサン)大統領室で開かれた閣議で、「北朝鮮は開戦初期から彼ら(反国家勢力)を動員して暴力と世論誘導、宣伝・扇動で国民的混乱を増大させ、国民分裂を図るだろう」と述べ、このように明らかにした。また、「戦争の様相も過去とは大きく変わった。正規戦、非正規戦、サイバー戦はもとより、フェイクニュースを活用した世論戦と心理戦が混合されたハイブリッド形式で行われている」とし、「このような分裂を遮断し、全国民の抗戦意志を高める方策を積極的に講じなければならない」と強調した。

さらに、「北朝鮮政権は住民の悲惨な生活を無視し、核とミサイル開発に没頭している。最近では、全地球測位システム(GPS)妨害攻撃やゴミ風船といった低劣な挑発も躊躇しない」とし、「このような状況では、軍と民間の領域を明確に区別することが難しいため、すべての構成員が力を合わせる国家総力戦態勢が必要だ」と強調した。


黃炯? constant25@donga.com