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LGエネが中国企業相手にバッテリー特許侵害で訴訟、中国の韓国バッテリー特許侵害例は少なくとも 1000件

LGエネが中国企業相手にバッテリー特許侵害で訴訟、中国の韓国バッテリー特許侵害例は少なくとも 1000件

Posted August. 21, 2024 10:03,   

Updated August. 21, 2024 10:03

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LG化学がバッテリー陽極材を作る中国企業の寧波容百に対し、今月中旬に訴訟を提起したことが確認された。容百がLGの陽極材製造技術をコピーして特許を侵害したという。陽極材は電気自動車(EV)バッテリー原価の50%を占める核心素材だ。LG化学は、訴額(裁判に勝って得ようとする金額)で6億ウォンを請求した。

20日、バッテリー業界によると、LGエネルギーソリューション、三星(サムスン)SDI、SKオンなど韓国バッテリーメーカーの特許を海外企業が盗用またはコピーして侵害した件数が少なくとも1000件に上るという。最も多くの特許を保有しているLGエネが独自で確認した例だけで600件余りに達する。ここにLG化学やポスコフューチャーエム、エコプロなどの素材メーカーまで入れれば侵害例は1000件を大きく越える。大半が中国企業による侵害したという。

海外企業が韓国の特許をコピーするのは、韓国技術を活用せずにはグローバル需要先が要求する技術レベルに合わせるのが難しいからだ。特許庁によると、昨年末基準でLGエネが出願した特許出願数は2万3034件で、中国1位のCATL(5420件)の4倍に上る。韓国バッテリーメーカの特許数は中国企業より約5倍多い世界1位だ。バッテリー3社の幹部は、「今までは海外企業に『正当な代価を支払うよう』と警告したが、今後積極的に訴訟に出るだろう」と話した。


パク・ヒョンイク記者 beepark@donga.com