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アメフトのコーチだったウォルズ氏、「最後の4Q、1ヤードずつ前進」

アメフトのコーチだったウォルズ氏、「最後の4Q、1ヤードずつ前進」

Posted August. 23, 2024 09:06,   

Updated August. 23, 2024 09:06

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「今はアメリカンフットボールの試合の最後の4クォーターだ。11月5日の大統領選挙まで残り76日間戦おう」

米民主党の副大統領候補であるミネソタ州のティム・ウォルズ知事が21日(現地時間)、イリノイ州シカゴで開かれた民主党全国大会の3日目に指名受諾演説を行った。ウォルズ氏は、共和党大統領候補のトランプ前大統領の政策について、「もちろん奇妙だ。だが間違っており、危険でもある」と批判した。また、「トランプ氏がホワイトハウスに戻ったら、中間層の健康保険料を引き上げ、人工妊娠中絶を禁止するだろう」と述べ、民主党支持層と中間層の有権者が結集しなければならないと訴えた。

ウォルズ氏の父親は韓国戦争に参戦した経験を持つ。ウォルズ氏は、白人人口の割合が多い中部ネブラスカ州で生まれ、州兵を務めた後、ミネソタ州に移住し、高校教師、アメリカンフットボールのコーチなどの経歴を持つ「平凡な中間層」だ。同日の演説も、中間層とトランプ氏の支持基盤である農村などの白人有権者を念頭に置いたという評価が多い。

ウォルズ氏は、「民主党は生活をより良くする自由について語る」とし、「皆さんが中間層になりたいなら、ハリス氏が皆さんのために戦う」と述べた。

特に、ウォルズ氏はアメリカンフットボール用語を多用し、反響を得た。ウォルズ氏は、「私たちの攻撃が始まった。残りの76日間、1日に1ヤード(約91.44センチ)ずつ前進しよう」と叫んだ。同日、ビル・クリントン元大統領、「トークショーの女王」オプラ・ウィンフリー氏なども演説者として登壇し、ハリス氏への支持を呼びかけた。ハリス氏は、全国大会最終日の22日に大統領指名受諾演説を行う。


シカゴ=ムン・ビョンギ特派員 weappon@donga.com