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江原道の寄宿型高校で全校生徒の30%が新型コロナに集団感染

江原道の寄宿型高校で全校生徒の30%が新型コロナに集団感染

Posted August. 23, 2024 09:05,   

Updated August. 23, 2024 09:05

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新型コロナの再拡散が本格化し、江原道(カンウォンド)地域の寄宿型高校では全校生の30%ほどが感染するなど、集団感染事態も再び現れている。8月第3週の新型コロナの入院患者は1444人で、増加傾向は減速したが、今年に入ってから最も高い水準を示している。

22日、疾病管理庁によると、今月11~17日、全国220カ所のサンプル監視病院の新型コロナの入院患者数は、前週比5.7%増の1444人と集計された。新型コロナの入院患者数は、6月第4週(23~29日)は63人に過ぎなかったが、7月に入ってから急増し始め、7月第4週(21~27日)は474人、8月第2週(4~10日)は1366人などに急増した。保健当局は、検査を受けないか、入院していない軽症患者まで含めると、感染者数は20万人前後と推定している。

池榮美(チ・ヨンミ) 疾病管理庁長は同日、新型コロナの関係省庁会議で、夏の流行は今週や来週以降に減少傾向を示し、ピーク時の感染者は当初予想していた35万人より小さいだろう」と明らかにした。疾病庁は、増加傾向の鈍化などを勘案し、距離置きなど危機段階を上方修正しない方針だ。

しかし、小中高校の始業が新型コロナの再拡散の時期と重なり、児童生徒と保護者らは集団感染の可能性を懸念している。実際、江原道の寄宿型高校では先週、始業から2日後に初の感染者が出て、その後、累積感染者が生徒の30%に達する49人に増えた。


朴星民 min@donga.com