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与党代表就任1ヵ月の韓東勲氏、「親尹」とも1対1の「食事政治」

与党代表就任1ヵ月の韓東勲氏、「親尹」とも1対1の「食事政治」

Posted August. 24, 2024 08:20,   

Updated August. 24, 2024 08:20

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23日、与党「国民の党」代表に就任して1ヵ月が経った韓東勲(ハン・ドンフン)代表(写真)が、「私はあまり我慢しないが、1ヵ月間たくさん我慢した」とし、「民生を与野党政治の戦場にしなければならない」と述べた。韓氏は、政策委議長の留任問題で対立した鄭点植(チョン・ジョンシク)議員をはじめ、全党大会で別の候補を支持した印曜翰(イン・ヨハン)議員、金在原(キム・ジェウォン)最高委員らと1対1の食事会合を行った。韓氏側関係者は、「韓氏がやや気まずい人とも会っている。『一緒に政治をしよう』というメッセージだ」と話した。

韓氏は同日、党本部で開かれた党の「青年指導者養成プログラム修了式」に出席し、「私がここまで来た理由の1つは、支持者らが見てよく戦っているからかもしれない」としながらも、「できるだけ政治攻防を自制した」と述べた。韓氏は記者団に対し、「国民のために必要な戦いをしないという意味ではない」とし、「金融投資所得税廃止のような国民のために成果が出せる分野で生産的な戦いをしようという意味だ」と説明した。

韓氏は、党代表就任後、最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)代表に対する直接的な批判はしなかった。与党関係者は、「韓氏が李氏の司法リスクを強調して批判する代わりに、民生に方向を変えた」と強調した。

韓氏は代表就任後、朝食-昼食-夕食会や茶会などを通じて、親尹系(尹大郎朝系)に裾野を広げようとしている。全党大会で競った5期の尹相現(ユン・サンヒョン)議員とも食事をしたという。ある親尹系議員は、「とてもリラックスして話をした。すべてを聞いて方向性を探ろうとしていた」と伝えた。別の重鎮議員は、「政権続投という目標のために、韓氏が正確に何をするべきか模索する過程だと評価する」と話した。ただ、ある親尹系の重鎮議員は、「考えを共有する軽い席だった」とし、「特定の事案を決定する際、議員の声にどれだけ耳を傾けるかが重要だ」と話した。

党内では、韓氏が提案した「第3者推薦のチェ上兵特検法」に対する反対の声も依然としてある。韓氏は同日、記者団に対して、「党内の掌握力を高めなければならないという指摘がある」という質問に、「民主党のように1人が話すことに無条件に従うことは正常ではない」とし、「異論がある部分は透明性を高めていくという過程が本当の政治だ」と述べた。


チョ・グォンヒョン記者 buzz@donga.com