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農協職員が117億ウォン横領、今年だけで4件目の不祥事

農協職員が117億ウォン横領、今年だけで4件目の不祥事

Posted August. 24, 2024 09:30,   

Updated August. 24, 2024 09:30

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NH農協銀行の営業店で横領が疑われる117億ウォン規模の金融不祥事が起きた。NH農協銀行で発生した金融不祥事は、今年に入って4件目となる。

金融界によると、NH農協銀行は最近、内部監査の結果、ソウル市内の営業店で横領の疑いのある不当な与信取引行為を摘発し20日、同支店に対する監査に着手した。

営業店職員のA氏は、知人の名義を盗用する手法で、巨額の融資を起こしたことが分かった。不祥事が起きた期間は2020年6月から今年8月までの約4年間で、被害金額は117億ウォンと銀行側は推定している。

これに先立って、3月もNH農協銀行では、支店職員の虚偽売買契約書を使った109億ウォン規模の不当融資が摘発された。その後、内部監査で、5月には公文書を改ざんした51億ウォン規模の業務上背任と10億ウォン規模の超過融資による業務上背任の2件が追加で明らかになった。

NH農協銀行は、「3月の金融不祥事の公示以降、与信関連不祥事の予防監視を強化していたところ、今回、ソウル市所在の支店で横領の可能性のある不当な与信取引行為を発見した」とし、「直ちに刑事告発と人事措置を行った」と明らかにした。NH農協銀行は、金融監督院に報告する一方で、内部的にA氏以外の関連者がいるかどうかを追加で調査する予定だ。


全主榮 aimhigh@donga.com