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現代自「E-GMP」プラットフォームのEVが欧米で安全最高等級

現代自「E-GMP」プラットフォームのEVが欧米で安全最高等級

Posted August. 26, 2024 09:18,   

Updated August. 26, 2024 09:18

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現代(ヒョンデ)自動車グループは、自社の電気自動車(EV)の専用プラットフォーム「E-GMP」基盤のモデルが、世界の主要衝突評価で最上位の評価がつけられていると明らかにした。EVの安全をめぐる顧客の不安の解消に乗り出したものと見られる。

25日、現代自動車グループによると、E-GMPが採用されたGV60(ジェネシス)、アイオニック5及びアイオニック6(現代自動車)、EV6及びEV9(起亜)は、欧州の新車安全性評価プログラム(ユーロNCAP)で全て最高等級(5つ星)を獲得した。これらのモデルは、米国高速道路安全保険協会(IIHS)が発表した衝突評価でも、最上位の評価点数である「トップセーフティピック(TSP)」以上の等級がつけられた。ユーロNCAPとIIHSの衝突評価は、欧州と米国の両国を代表する自動車安全評価プログラムだ。

2020年、現代自動車グループが公開したE-GMPが、バッテリーを搭載するEVの特性に合わせて設計されたおかげで、安定性を高く評価されたと分析される。E-GMPは、バッテリーパックを構造物として活用して車体の剛性を高め、側面衝突に備えるためにバッテリーの側面部に衝撃吸収用補強材として「アルミニウム押出材」を採用して衝突安定性を確保した。

一方、現代自動車は同日、高性能EV「アイオニック5N」が米国の自動車専門誌カーアンドドライバーが発表した「2024の今年のEV」に選ばれたと明らかにした。現代自動車は、2022年にアイオニック5、2023年にアイオニック6に続き、3回連続でこの賞を受賞する栄誉に輝いた。


金在亨 monami@donga.com