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領土を広げるKトッポギ、41ヵ国の味覚を虜に

領土を広げるKトッポギ、41ヵ国の味覚を虜に

Posted August. 27, 2024 09:10,   

Updated August. 27, 2024 09:10

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Kフード・カルチャーが世界的に人気を集め、代表的な韓国屋台料理であるトッポキが脚光を浴びている。

CJ第一(チェいる)製糖は、ビビゴ常温トッポキ(写真)の今年第2四半期(4~6月)の売上が前期比2.5倍伸びたと、26日明らかにした。今年初めは29ヵ国だった輸出国を、米国やベトナム、欧州、オーストラリア、南米など計41ヵ国に増やしたのが功を奏したと会社側は説明している。

ビビゴ常温トッポキは、CJ第一製糖が昨年6月に発売した商品だ。トッポキをカップとポーチ型の容器に入れて便利に楽しめるようにした。ドラマや映画、芸能など韓国コンテンツでトッポキを含めた屋台料理が多く露出されると、海外消費者の関心も急激に増加した。北欧のアイスランドを背景に撮影された芸能番組で、出演者たちがビビゴのカップトッポキを食べるシーンが最近放映されたこともあった。

CJ第一製糖の関係者は、「以前は、外国消費者は辛いタレと餅の見慣れない食感のために、トッポキをあまり好まなかった」とし、「だが海外各地にトッポキを販売する韓国料理店が多く生まれ、加工食品の人気にまでつながっている」と話した。さらに、「Kコンテンツの影響と共に新しさを追求するMZ世代(ミレニアル+Z世代)が見慣れない食感を楽しむようになったのも、影響があるだろう」と付け加えた。

トッポキや即席ご飯など、Kフードが世界中で人気を集め、昨年の米加工食品の輸出額も史上最大値を記録した。農林畜産食品部と韓国農水産食品流通公社(aT)などによると、昨年の米の加工食品の輸出額は2億1723万9000ドル(約2900億ウォン)で、史上初めて2億ドルを上回った。これは、2022年の1億8182万1000ドルより19.5%伸びた数値だ。


キム・ウンジ記者 eunji@donga.com