電動スクーターを飲酒状態で運転した疑いを受けている韓国の人気音楽グループ「ＢＴＳ」のメンバーのＳＵＧＡさん（本名ミン・ユンギ、３１、写真）が２５日、自筆の謝罪文を通じて改めて謝罪した。ＳＵＧＡさんは、「ＢＴＳの名を汚した」とし、「今後下される処分はもちろん、批判と叱責を甘んじて受け入れる」と伝えた。
ＳＵＧＡさんは同日、ファンコミュニティ「ウィバース」に載せた謝罪文で、「これまで私が受けた愛にふさわしい行動で応えなければならないという責任感を忘れて大きな過ちを犯した」とし、「すべて私の過ちだ。私の軽率さが私を愛してくれるすべての方を苦しめている」と綴った。そして、「性急に載せた最初の謝罪文で、多くの混乱をおかけして申し訳ない」とし、「二度と誤った行動をしないように努力し、反省しながら生きていきたい」と付け加えた。ＢＴＳのメンバーに対しては、「メンバーとチームに被害を与えることになり、表現できないほどとても申し訳なく、苦しい気持ち」と伝えた。
社会服務要員として勤務しているＳＵＧＡさんは今月６日午後１１時１４分頃、ソウル龍山区漢南洞（ヨンサンク・ハンナムドン）で酒を飲んだ後、電動スクーターに乗って帰宅する途中、警察に摘発された。当時、ＳＵＧＡさんの血中アルコール濃度の数値は免許取り消し基準を上回る０.２２７％と確認され、道路交通法上の飲酒運転容疑で立件された。ＳＵＧＡさんは事件の翌日（７日）、最初の謝罪文で「飲酒状態で電動キックボードを利用した」としたが、電動キックボードではなく電動スクーターであることが判明すると、事件を過小報告しようとしたと批判が起こった。ＳＵＧＡさんは２３日、龍山警察署に出頭し、自身の容疑を認めた。
金峰植（キム・ボンシク）ソウル警察庁長は２６日、記者会見で、「すぐに事件を終える予定」とし、「送致時期はまだ具体的に報告を受けていない」と明らかにした。
イ・チェワン記者 chaewani@donga.com
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