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電気自動車がテントに突進、「急発進」主張も

電気自動車がテントに突進、「急発進」主張も

Posted August. 27, 2024 09:12,   

Updated August. 27, 2024 09:12

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仁川市江華島(インチョンシ・カンファド)の海水浴場で、60代の男性が運転していた電気自動車(EV)がテントに突進し、2人が怪我をする事故が発生した。運転手は「急発進」を主張している。

26日、仁川市江華警察署によると、前日(25日)午後7時7分ごろ、江華郡華道面(ファドミョン)の東幕(トンマク)海水浴場で、60代の男性が運転していたEV6が、キャンプ区域に設置されたテントに突進した。この事故で、テントの中にいた2人が怪我をし、119救急隊により近くの病院に運ばれ治療を受けた。命に別状はないという。

ここは道路沿いに駐車空間があり、駐車場と海辺の砂浜の松の防風林の間に歩道で境界になっているところだ。警察の調査の結果、該当車両は駐車途中、歩道を通って防風林に設置されていたテントに衝突したことが分かった。車はテントに衝突し、砂浜内の施設物に衝突後、止まった。警察によると、当時の運転者は酒を飲んだり、薬物を投与したりした状態ではなかったことが確認された。運転者のほか、同乗者1人もいたが、2人ともけがはなかった。

運転者は警察の取調べで、駐車中に車が急発進したと主張しているという。警察は、事故記録装置(EDR)とドライブレコーダーなどを確保後、精密分析して急発進の有無や運転不注意などについて正確な事故原因を調査する方針だ。警察の関係者は、「現場で運転者を調査後、酒を飲んだり薬物を投与したりはせず、ひとまず帰宅措置をした」とし、「運転者を呼んで、正確な事故原因を調べる計画だ」と述べた。

これに先立って14日、京畿道龍仁(ヨンイン)では、運転者の操作ミスでテスラEVがカフェに突進した。20日はソウル松坡(ソンパ)で、60代の代行運転手が運転していたテスラEVが集合住宅の駐車場に突進した。該当ドライバーは急発進を主張したが、警察はアクセルペダル一つで車を動かして止まる「ワンペダル(One-Pedal)ドライビング」による操作ミスの可能性を念頭に置いて捜査している。


仁川=コン・スンベ記者 ksb@donga.com