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来年の兵長の給与205万ウォン、国防予算60兆ウォン初突破

来年の兵長の給与205万ウォン、国防予算60兆ウォン初突破

Posted August. 28, 2024 09:29,   

Updated August. 28, 2024 09:33

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政府の来年度国防予算は61兆6千億ウォンで編成された。今年(59兆4244億ウォン)より3.6%増加し、国会を通過すれば、2020年(50兆1527億ウォン)に初めて50兆ウォン台になってから5年で「国防予算60兆ウォン」時代となる。

兵長の給与は今年125万ウォンから来年150万ウォンに引き上げられる。資産形成基金である「兵長明日準備支援金」も今年40万ウォンから来年は55万ウォンに引き上げられ、これを含めると兵長の給与は計205万ウォンになる。「兵士給与200万ウォン」は、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の大統領選挙公約だ。

北朝鮮核問題の対応のための「韓国型3軸体系」強化には6兆1600億ウォンが投入される。3軸体系のうち、「キルチェーン(先制攻撃)」の核心であるF-35Aステルス戦闘機の追加導入と「大量反撃報復(KMPR)」の核心である特任旅団用偵察・攻撃ドローンの確保及び弾道弾迎撃能力を備えた「チョルメ2」の性能改良事業などに充てられる。韓国型戦闘機KF-21(ボラメ)も来年から量産される。

軍人家族と初級幹部の住居施設改善予算は、今年5260億ウォンから来年7863億ウォンに大幅に増加する。初級幹部のための老朽化した宿舎の改善と「1人1室」の確保に6048億ウォン、新規官舎の確保に481億ウォンなどが編成された。

予備軍訓練費・交通費の支給対象も拡大される。動員未指定1~4年目の予備軍対象の訓練参加費(4万ウォン)と5~6年目予備軍対象の交通費(6千ウォン)も新設された。

国家報勲部は、来年の光復80周年に合わせて、ドローンなど新技術を活用した記念行事や光復記念館の設立などに97億ウォンを編成した。統一部は、脱北住民の初期定着支援金を現在の1千万ウォンから来年1500万ウォンに大幅に引き上げる内容が盛り込まれた予算案を編成した。


尹相虎 ysh1005@donga.com