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KBOの力、元NCMVPのフェディが大リーグで「期待以上の選手9人」に選定

KBOの力、元NCMVPのフェディが大リーグで「期待以上の選手9人」に選定

Posted August. 29, 2024 09:15,   

Updated August. 29, 2024 09:15

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昨年、韓国プロ野球NCで20勝を収めた後、今年米大リーグに復帰したエリック・フェディ(31、セントルイス・カージナルス)が「2024シーズンに期待を越えた選手9人」に選ばれた。

大リーグ公式ホームページの「MLB.com」は28日、今季に期待以上の活躍をしている9選手にフェディを含ませた。内野手のボビー・ウィット・ジュニア(カンザスシティ・ロイヤルズ)、外野手のジュリクソン・プロファー(サンディエゴ・パドレス)、投手のジャック・フラハティ(ロサンゼルス・ドジャース)らが名を連ねた。

昨年NCで投手3冠(最多勝利、防御率、奪三振)とともに最優秀選手(MVP)に選ばれたフェディは、今季開幕を控えてシカゴ・ホワイトソックスと2年1500万ドル(約201億ウォン)で契約し、大リーグに復帰した。

フェディは大リーグの30チームで勝率が最も低いホワイトソックス(31勝101敗、勝率0.235)で7勝4敗、防御率3.11を記録し、エースの役割を果たした。その後、トレード期限を控えてポストシーズン進出を狙うカージナルスに移籍した。フェディは新天地で5試合1勝3敗、防御率4.23といまいちだったが、シーズン全体の成績は8勝7敗、防御率3.31と良好だ。

成功の秘訣は韓国舞台を平定したスイーパーだった。MLB.comは「2022シーズンにフェディのカーブ被長打率は0.504だった。ところが、カーブをスイーパーに変えた後、被長打率は0.296、被安打率0.148を記録している」と説明した。成績予測システム「ZiPS」はシーズン開幕前にフェディについて9イニング当たりの奪三振を7.7個と予想したが、フェディは開幕以来9イニング当たり8.7個の三振を奪っている。

MLB.comは、「シーズン開幕前は疑問符がいっぱいついていたフェディだが、現在期待以上の活躍を見せている」と伝えた。2021年、ワシントン・ナショナルズで記録した自身の1シーズン最多勝利記録(7勝)を越えたフェディは、自身初の10勝に挑戦する。


李憲宰 uni@donga.com