秋夕（チュソク＝陰暦の８月１５日の節句）連休の期間中、スーパーやオンラインショッピングモールでリンゴやスケトウダラなどを最大６０％安く買えるようになる。下半期のカード使用額の増加分と在来市場の支出額に対する所得控除率も、従来の２倍に高まる。連休中に韓国国内線の航空を利用すれば、空港駐車場を無料で利用でき、高速道路の通行料も免除される。
企画財政部が２８日発表した秋夕の民生安定対策には、物価の負担を下げ、消費を活性化させるための対策が盛り込まれている。まず、政府は計７００億ウォンをかけて、秋夕シーズン商品の割引を支援し、供給も増やすことにした。このため、連休期間中にリンゴや梨、白菜などの農産物は最大５０％、海苔、スケトウダラ、サバなどの水産物は最大６０％安い価格で買える。割引期間や品目・割引率は流通業者ごとに異なるが、農産物の場合、ロッテマート・ハナロマート・ＮＳモール・エムフェストが最大の割引率を提供する。業者別に、１週間ごとに最大２万ウォンまで割引を受けることができる。祝日の需要に対応するため、備蓄物量を活用して農畜水産物１７万トンも追加で供給する。
６５歳以上の高齢層に支給される在来市場の割引商品券の発行規模も増やす。昨年より６０％以上拡大して、５８億ウォン分を発行する。政府はまた法を改正し、今年下半期（７～１２月）の在来市場の支出額に対する所得控除率を、従来の４０％から８０％に引き上げることにした。下半期のカード使用額の増加分に対する所得控除率も、１０％から２０％へと上方修正を推進する。
内需活力のために、観光と旅行を支援する対策も打ち出した。秋夕連休の９月１４日から１８日まで国内線の航空便を利用すれば、空港駐車場の利用料を払わなくても済む。同期間、国内旅客船に乗れば、沿岸旅客ターミナルの利用料と駐車費が無料となる。９月１５日から１８日までは、高速道路の通行料が免除される。
また、１１月末まで利用できる非首都圏の宿泊クーポンを５０万枚配布し、地方自治体と協議して宿泊費の追加割引を検討する。政府と企業が２０万ウォンの旅行経費を支援する中小・中堅企業の労働者の国内旅行の支援は５万人を追加募集する。来月１４～１８日は、青瓦台（チョンワデ）が夜間開場をする。
長引く内需低迷の直撃を受けている小規模自営業者に対し、様々な費用を支援する。年間売上が６０００万ウォン以下の自営業者が対象だった最大２０万ウォンの電気料金の支援は、売上高基準を１億４００万ウォン未満にまで増やす。
在来市場の商人なら、９月１３日までシーズン商品の購入代金を低利で借りることができる。地方自治体の推薦を受けた優秀市場商人会を通じて供給する融資で、商人会が最大２億ウォンを無利子で借り、この資金を個人・店舗に最大１０００万ウォンまで貸し出す構造だ。小規模自営業者・中小企業に４３兆ウォン規模の融資・保証も新しく行う。
世宗市＝ソン・ヘミ記者 1am@donga.com
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