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尹大統領会見に野党「不通・独善だけを再確認」と批判、与党「民生への意志反映」

尹大統領会見に野党「不通・独善だけを再確認」と批判、与党「民生への意志反映」

Posted August. 30, 2024 08:54,   

Updated August. 30, 2024 08:54

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最大野党「共に民主党」は29日、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の記者会見について、「不通と独善、傲慢さだけが再確認された」と攻撃した。与党「国民の力」は、「経済と民生に対する大統領の前向きな意志が反映された記者会見」と評価した。

「共に民主党」の趙承来(チョ・スンレ)首席報道官は同日、記者会見について、「国民の誰も納得できない自画自賛に満ちており、苦しむ民生と退行する民主主義を回復するいかなる希望も見出せなかった」と批判した。そして、「大統領が明らかにした4大改革の方向性も抽象的で言葉だけであり、何をしようとしているのか分からない」とし、「特に、医療崩壊で国全体が非常事態なのに、緊急救急体制が円滑に稼働しているとは、大統領の現実認識に惨憺たる思いだ」と述べた。

趙氏は、尹大統領が妻の金建希(キム・ゴンヒ)氏の高級バッグ受領事件の捜査と関連して、「言及しないのが正しい」と発言したことについては、「国民的疑惑に対して一言の説明もしない大統領の態度から特検の必要性だけが再確認される」と指摘した。

「国民の力」の韓智雅(ハン・ジア)首席報道官は論評で、「尹大統領が政権3年目を迎えて行った記者会見で、年金・労働・医療・教育改革、少子化の克服など、核心的な改革課題を詳しく説明した」とし、「何よりも国民が体感できる民生回復に強い意志を示した」と強調した。

与党からは、「民主党が4大改革に対する尹大統領の大胆な青写真に対して、またもや『不通と独善』を取り上げ、『特検の必要性だけを確認した』と政治攻勢をかけている」という反発も出た。朴俊泰(パク・ジュンテ)院内報道官は、「4大改革が、民主党の李在明(イ・ジェミョン)代表が言った『食べていく問題』の出発点」とし、「政争を前面に押し出す民主党の政治過剰がもたらす悲惨な未来が恐ろしい」と述べた。


アン・ギュヨン記者 キム・ソンモ記者 kyu0@donga.com