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リディア・コ、新しい目標は「キャリアグランドスラム」

リディア・コ、新しい目標は「キャリアグランドスラム」

Posted August. 30, 2024 09:07,   

Updated August. 30, 2024 09:07

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「新しい目標は『キャリアグランドスラム』だ」

韓国系のリディア・コ(27、ニュージーランド、写真)は29日、ロイター通信とのインタビューで、自身の新しい目標はキャリアグランドスラム達成だと明らかにした。女子ゴルフでキャリアグランドスラムとは、米女子ツアー(LPGA)のメジャー5試合のうち4試合で優勝することをいう。LPGAツアーのメジャー5大会にはシェブロン選手権(旧ANAインスピレーション)、KPMG全米女子プロゴルフ選手権、全米女子オープン、エビアン選手権、AIG女子オープンがある。5大会すべてで優勝すれば、「スーパー・キャリアグランドスラム」と呼ばれる。

コは今年、パリ五輪の女子ゴルフで金メダルを獲得した。26日に終わったAIG女子オープンで優勝し、8年ぶりに通算3度目のメジャー優勝を飾った。コは2015年のエビアン選手権、2016年のANAインスピレーションで優勝している。全米女子オープンとKPMG全米女子プロゴルフ選手権のうち一つの大会を制すればキャリアグランドスラム達成となる。また、五輪金メダルまで獲得しており、「ゴールデン・キャリア・グランドスラム」も達成することになる。

ロイター通信によると、コは若い時から5つのメジャー大会すべてで優勝するのが夢だったが、プロでしばらく低迷期を経て自信を失ったという。10代の頃、「ゴルフ天才」と呼ばれたコは2012年から2016年までLPGAツアーで14勝を収めた。しかし、2017年からスランプを経験し、5年間2勝に止まった。AIG女子オープン優勝で自信を取り戻したコは、「キャリアグランドスラムに十分挑戦してみる価値がある」と話した。コは、「引退前にメジャー大会でもう一度は優勝したかったが、その願いが叶った」とし、「キャリアグランドスラムも不可能だとは思わない」と話した。

コがキャリアグランドスラム達成の可能性を蘇らせたのが引退時期にも影響を与えるかに注目が集まっている。コは過去に30歳になると引退すると言っていた。ロイター通信は「新しい目標がコをより長くフィールドで競争させるかもしれない」と報じた。


鄭允喆 trigger@donga.com