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親尹系議員も「医政対立問題への政府対応に懸念」

親尹系議員も「医政対立問題への政府対応に懸念」

Posted August. 31, 2024 15:16,   

Updated August. 31, 2024 15:16

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29日に行われた与党「国民の力」の研鑽会で、親尹系(尹大統領系)議員らが政府の医政対立問題への対応に懸念を表明した。親尹系の核心である尹漢洪(ユン・ハンホン)議員は、「現場に不安感があるのは事実」とし、権性東(クォン・ソンドン)議員は大統領室・政府側関係者に、「決死の抗戦をしている専攻医を復帰させる腹案があるのか」と問い詰めた。尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は同日の国政ブリーフィングと記者会見で「医学部の増員が完了した」と発言したが、むしろ医療界の反発などが深刻化していることを受け、親尹議員らまでこの状況に対する懸念を直接的に表したとみられる。

李周浩(イ・ジュホ)副首相兼教育部長官や曺圭鴻(チョ・ギュホン)保健福祉部長官、張商允(チャン・サンユン)大統領社会首席秘書官らは、研鑽会で与党議員らに「医療改革」関連の報告をした。翌日の30日、複数の与党関係者によると、尹議員は非公開討論で、救急医療状況と関連し「改革は非常に難しいのは事実だ」としながらも、「あなたたちの報告を聞いていると何の問題もないようだが、医療現場は困難を来している」と述べたという。権氏も「地域区議員の立場では、地域の医師供給が不足していることを認識している」とし、「政治は現実だ。どう打開するのか」と尋ねたという。3期目の議員は、「長官や首席秘書官の説明を聞いてみると、専攻医、医学生を復帰させる腹案がなかった」とし、「これに対する懸念には親尹、親韓(親韓東勲)に差はない」と強調した。

これに関連して李副首相は「6ヵ月だけ耐えれば私たちが勝つ。だから力を合わせて勝利しよう」と答えたが、複数の議員から叱責を受けた。新人議員の一人は、「『医師を敵と想定するのか』という反発が出た」とし、「李氏が叱責を受けた後、『申し訳ない。その表現はそのような意味で使ったわけではない』と謝罪した」と伝えた。

秋夕(チュソク=陰暦8月15日)の救急医療の空白危機説が大きくなり、与党内部で反発がさらに広がるという観測も流れている。同党の韓東勲(ハン・ドンフン)代表は同日、「深刻な状況であるというのが私の判断」とし、「国民の健康と生命は絶対的な価値であるため、石橋をさらに叩いて政策が行われなければならない」と代案を求めた。これに対し、大統領秘書官の一人は、「現在の状況は党政の対立ではなく、韓氏の突出した行動のために生じた状況ではないか」とし、「大統領室は対話のための窓口を開いているが、韓氏は自分の意見を100%受け入れなければならないとだけ言っている」と述べた。


チョ・グォンヒョン記者 イ・サンホン記者 buzz@donga.com · dapaper@donga.com