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8分間のスタンディングオベーションにアンジェリーナ・ジョリーさんが感涙、ベネチア国際映画祭で新作上映会

8分間のスタンディングオベーションにアンジェリーナ・ジョリーさんが感涙、ベネチア国際映画祭で新作上映会

Posted August. 31, 2024 11:35,   

Updated August. 31, 2024 11:35

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「アンジェリーナ・ジョリーさんが初のアカデミー主演女優賞を受賞しそうだ」

29日(現地時間)、「第81回ベネチア国際映画祭」で行われた新作「マリア」の初上映会。映画が終わった後、観客は全員立ち上がって8分間、力強い拍手と歓声を送った。会場にいたこの映画の主演女優アンジェリーナ・ジョリーさん(49・写真)は、感極まって涙を流した。

映画メディア「バラエティ」は、ジョリーさんが「マリア」で来年初めにアカデミー賞主演女優賞にノミネートされる可能性が高いと伝えた。米紙ニューヨーク・タイムズも、ジョリーさんの来年アカデミー賞最優秀女優賞のノミネートが確実視されるムードだと伝えた。また、海外メディアは、「マリア」のジョリーさんの演技のレベルが高かったと評価した。

上映会直後に開かれたジョリーさんの記者会見でも、最初の質問は「アカデミー賞受賞を期待しているか」だった。ジョリーさんは、「ただオペラファンとマリア・カラスの家族のことだけを考えて最善を尽くした」と答えた。「マリア」がギリシャ系米国人オペラ歌手カラス(1923~77年)の晩年を描いた伝記映画で、自身がこの映画に没頭したことを強調したのだ。この映画は、「ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命」(2016年)、「スペンサー ダイアナの決意」(21年)のパブロ・ラライン監督の女性叙事3部作を締めくくる作品だ。映画はネットフィリックスで年内に公開される予定だ。

ジョリーさんは1999年、「17歳のカルテ」でアカデミー助演女優賞を受賞した。2009年「チェンジリング」でアカデミー主演女優賞にノミネートされたが、受賞には失敗した。

一方、ジョリーさんの元夫ブラッド・ピットさん(60)も、ベネチア国際映画祭を訪れる。ただ、映画祭側がスケジュールを調整し、2人が鉢合わせすることはないと思われる。


イ・ジユン記者 asap@donga.com